慌ただしいです。気がついたら花見も出来ずに終わってしまった(泣)
この時期は学校の教科書の納品があるので、毎度の事ながらどうしてもバタバタしてしまいます。おまけに、人の入れ替えやら新入社員研修やらで、職場全体が慣れないことが多いので、このシーズンは仕事のエラーも多くなりがち。そのエラーを処理しているうちに、更に慌ただしくなり……、という典型的な悪循環に嵌まっています。
まあ、まだそれでも、それに売りあげが見合っていてサラリーが増えれば、頑張ろうとも思いますが、それはもう見事な位本が売れない、売れない(笑)第一そういっている人達に限って、出版業界の端くれであるにも関わらず、びっくりする位、本をほとんど読んでいないという事が多い。それには、今更ながらですが、心の底からうんざりします。人様の本離れをどうこういうよりも、まずご自身をどうにかして欲しい。そう思わずはいられません。
本を読めば、全てのことが解決するとは思いませんが、何かをしようとする時のヒントや糸口にはなりますし、人間なんて自分一人でどうにかできる事なんて、本当にたかがしれています。
という訳で、一人ではできる事はたかがしれている僕が できるせめてもの事といったら、残業して当然という漫然とした空気に抗って少しでも早く仕事を終わらせる事。そして、そうやって得ることのできた時間を有効に利用する事位ではないかと思います。まずは、去年半年で挫折した、ラジオ英会話を何とか一年間完走する事。大西泰斗さんの事は、インプロをやっている知人から聞いたのですが、確かに、今までの英語の先生とは少し違う。英語を勉強していて、「わかる!」とか「楽しい!」とかという感情を生まれて始めて感じています。以前、出版社さんから聞いた話ですと、NHKの語学番組を3月まできちんと聴ききる人は、開始時と比較して、だいたい1割~2割位で、それに伴ってテキストの発行部数はだいたい2割~3割位まで落ちるそうです。ただ、大西先生と遠山先生のテキストは、どうもその慣例に当てはまらない。
- 発売日: 2019/03/14
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
そして、ラジオ英会話を聞き終えた僕は、現実逃避のために、読書会に向かうのでした。その日紹介したのは、梶尾真治さんの「クロノスジョウンターの伝説」。ほんの数分戻る代償に、もとの世界よりも大幅な未来に跳ばされてしまう、時間移動装置「クロノスジョウンター」をめぐる、様々な人達の物語。僕は、梶尾さんの「発明」したこの装置の素晴らしさを、以前観た、キャラメルボックスさんの舞台と絡めて、お話しさせていただきました。
- 作者: 梶尾真治
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
演劇集団キャラメルボックス クロノス 2005クリスマスツアー [DVD]
- 発売日: 2006
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る