だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

[本]フィクショネス文学の教室「闇の左手」@本屋B&B

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本屋B&Bさんで、ほぼ毎月第二日曜の昼に開催されている、フィクショネス文学の教室に参加しに下北沢へ。作家の藤谷治さんが毎月一冊の課題図書を取り上げ、作家さんの目線から作品を語っていったり、参加した皆さんと、本の感想をシェアしたりします。

今月はいつもより一週間遅い18日の開催。去年末に移転リニューアルしてからは、B&Bさんに始めてお伺いしましたが、以前よりゆったりと本を探せるようになっていい感じです。


今月の課題図書は、先日亡くなった、ル=グィンの「闇の左手」。最初は説明がほとんどない、その不親切さに少し手こずりましたが、省略される事によって生まれるイマジネーションの豊かさや、五感が刺激される描写に圧倒されました。