だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

立ち食いそば7 田端「かしやま」

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↑天ぷらそば 320円

文章や演技と同じで、多分料理も作り手の人柄や人間性といったものが、多かれ少なかれ、どうしても出てしまうものではないかと思います。ここのそばは、それがいい方に出ているように感じます。

麺、つゆ、具、そのひとつひとつに派手さはないのですが、良く出来ていて、値段や出てくるスピードを考えると、これ以上のものはなかなかお目にかかれないんじゃないかと思える一品です。天ぷらなんかも、一見するとただの作りおきのお手頃なものに見えますが、つゆが染み込むと、衣の味と絶妙にマッチしていて、おまけに油っこさはほとんどありません。そして、食べ進んでいきそろそろアクセントが欲しいと思っていたら現れる、ゲソの食感の素晴しさ。店員さんは、おばあちゃんと息子さんだと思われますが、地味に黙々と仕事をしていますが、決して接客でも手抜きをせず、誠意ある仕事をしているように伺われます。食べ終わった後に、ちょっとした感動がありました。