桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」がこの本から着想を得て書かれた、という話をどこかで聞いて、以前一度読んだのですが、ストーリーは全くといっていい位覚えていません(笑)
ただ、やたら登場人物が多かった事と、息苦しくなるくらい暑苦しくて濃厚な空気を感じたことだけは、何となくですが、皮膚感覚として思い出せます。桜庭さんの本がいつ出たのか調べてみたら、2006年の末らしい。もう、10年以上経っているのか。道理で。
読み返してみると、何か上手く言語化できないもどかしさと、それでも何かが残っている感覚との、両方が存在していて、何だか不思議な気分がします。今回は、それにどんな記憶が上乗せされるのか?一ヶ月位かけて、じっくり読んでみようかと思っています。
月曜日は、仲間内で、「カメラを止めるな」の鑑賞会をやりました。みんなで感想を言い合いながらみるのも、映画館と違った楽しみがあります。
事前の情報がなければないほど楽しめる映画なので、内容には一切触れませんが、繰返しの鑑賞に充分耐えられる作品です。
おまけ 去年、池袋の映画館で観た時の舞台挨拶の写真↓