だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

だいたい読書日記3(時々映画やお芝居の話も)

先週の金曜日に、世田谷パブリックシアター不定期でやっている、初心者向けの演劇ワークショップに参加してきました。

前半は、会場を歩き回ったり、みんなで握手したり、力を合わせてお題の形を作ったりする、コミュニケーションゲームをやってから、いよいよ劇作り。

この日は、こたつを作り、そのこたつを使ってのシーン作り。そのこたつのある場所は、教室か職場かくじで選んだ方になります。僕らのチームは、教室の方でした。性別も世代も演劇経験もバラバラな人達とシーンを作ると、普段では得られない刺激が多くて、本当に楽しかったです。ただ、スマホを家に忘れてしまい、こたつの写真が取れなかったのが、唯一にして最大の痛恨事( ;∀;)



今、百年の孤独と何冊かの本を並行しながら、本を読んでいるのですが、読み終わった本の中で、特に印象に残っているのが、立川こしら師匠の「その落語家、住所不定。」最初は、師匠の前座時代のエピソードの無茶苦茶さにただただ笑っていたのですが、笑いながらも段々と自分のライフスタイルについて真剣に考えさせられる事に。自分の持っているものをどうお金に替えていくのか?終身雇用が形骸化し、漫然と仕事がある事が当たり前ではなくなってしまった僕達サラリーマンには、この本で書かれている事について考えてみる事は、絶対に必要になってくると思います。一人の面白い落語家の話しとしてだけでなく、仕事論としても優れた本ですね。


仕事論といって思い出したのが、先日読み終わった、権藤博さんの「継投論」。継投=ワークシェアリング、という考え方がとてもユニークで面白かったです。サイバーメトリックス等の数値分析だけでは見えてこない、抑え投手の心理的負担の大きさ等は、投手出身の目線ならではの、説得力ですし。この本を読むと、野球は人間がプレイしているのだという事を、改めて感じさせてくれます。