だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

だいたい読書日記17(時々映画やお芝居の話も)

少し前後しますが、先週の日曜、久びさに読書会に行きました。

今回、私が紹介したのが、古館伊知郎さんの「言葉は凝縮するほど強くなる」。最初は、自分の伝えたいことを、簡潔かつ要点を押さえて伝えるための、ハウツー本のつもりで読んでいたので、若干散漫な印象を受けました。
けど、途中から、どうやらこの本はそれだけではなく、そこに様々な要素の「古館伊知郎」が押し込んで、ぎゅっと圧縮して一冊の本にしたのでは、という気がしてきました。プロレスやF1実況をしていた古館さん。報道で仕事をしていた古館さん。
そして、昔の「古館節」がテレビで受け入れられなくなって変化していく古館さん……。

現状をきちんと受けいれ、人のアドバイスに耳を傾け、変化する事を怖れなかったからこそ生まれた、厚みや凄みを感じずにはいられませんでした。
その中の、ほんのちょっと、一つでもいいので、自分の中に古館さんを取り込みたい!


↑先日、ご本人からいただいたサイン

読書会の帰りに、丸善の池袋店に行ったら、しごとばのパネル展と、ノラネコぐんだんのグッズ販売をやっていて、思わず足を止めて見入ってしまいました。ノラネコぐんだんは、ちょうど読書会で取り上げられていたこともあるのですが、僕のツボにどストライクで、嵌まってしまいそうです。


↑「しごとば」のパネル。書き込みの細かさには子供でなくてもわくわくさせられます。