少し前後しますが、先週の日曜、久びさに読書会に行きました。今回、私が紹介したのが、古館伊知郎さんの「言葉は凝縮するほど強くなる」。最初は、自分の伝えたいことを、簡潔かつ要点を押さえて伝えるための、ハウツー本のつもりで読んでいたので、若干散漫な印象を受けました。けど、途中から、どうやらこの本はそれだけではなく、そこに様々な要素の「古館伊知郎」が押し込んで、ぎゅっと圧縮して一冊の本にしたのでは、という気がしてきました。プロレスやF1実況をしていた古館さん。報道で仕事をしていた古館さん。そして、昔の「古館節」がテレビで受け入れられなくなって変化していく古館さん……。現状をきちんと受けいれ、人のアドバイスに耳を傾け、変化する事を怖れなかったからこそ生まれた、厚みや凄みを感じずにはいられませんでした。その中の、ほんのちょっと、一つでもいいので、自分の中に古館さんを取り込みたい!

言葉は凝縮するほど、強くなる - 短く話せる人になる! 凝縮ワード -
- 作者: 古舘伊知郎
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2019/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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↑先日、ご本人からいただいたサイン
読書会の帰りに、丸善の池袋店に行ったら、しごとばのパネル展と、ノラネコぐんだんのグッズ販売をやっていて、思わず足を止めて見入ってしまいました。ノラネコぐんだんは、ちょうど読書会で取り上げられていたこともあるのですが、僕のツボにどストライクで、嵌まってしまいそうです。
↑「しごとば」のパネル。書き込みの細かさには子供でなくてもわくわくさせられます。

- 作者: 工藤ノリコ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: ハードカバー
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