だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。仕事始め

この日から仕事。冬休み中の不規則な生活の影響で、起床時間が不安定。まあ一週間位は、こんな感じが続くのかな、という気がします。

それにしても、去年から言われていたので、ある程度は予想していたのですが、仕事始めにも関わらず、びっくりする位、仕事量が少ない。この業界、否、この会社大丈夫なのだろうかと、本当に心配になってくる。今年は何とかなるとして、来年まで自分の席があるのかどうか、と年明け早々不安になる。

けど、まあ、そうやって暗い気分になり続けていても、精神的に不健康だなと思い、ちょうどいい機会なので、午後休みを取って、都バスの北車庫営業所にバスの定期を買いに行く。バスの営業所なのでアクセスは若干不便ですが、普通の販売所と比べて、空いている上に、全体的に接客も良い事が多い。更には、運が良ければグッズまでもらえたりもする。なので、ここ数年は、営業所で購入することにしています。

定期を買ったあとは、赤羽に寄りカラオケ。仕事もインプロもないと、ほとんど言葉を発しない日もある自分。案の定、声の制御がいつも以上にできず、そのため、全体的に点数はいつもより低め。声がきちんと出ていないという、自覚が持てただけ、まあ、良しとします。

バスや電車に乗りながら読んでいたのは、神田松之丞さんの「絶滅危惧職 講談師を生きる」。今、「講談師」と検索したら、一発で変換できない。なるほど、「絶滅危惧職」とは、いいえて妙ですね。多分、自分の周りに松之丞さんみたいな方がいたら、ご本人には申し訳ないのですが、「めんどくさい人だなあ」って思ってしまいそうな気がします。ただ、既存のものがおかしいと感じた時、そのおかしさを素通りできない、「めんどくさい人」こそが、新しいモノを作れる人だとも、思います。

地の語りの部分に苦手意識があるせいで、講談に対して、少し苦手意識があったのですが、松之丞さんや、この本にも出ていた、一龍斎貞鏡さん(去年、若手の落語会で聴いたのですが、講談への苦手意識はともかく、その佇まいが目茶苦茶カッコいいと思いました)等を入り口に、今年は、少し講談にも触れる機会を増やしてみようかな、と思います。本を読んでると、師匠の松鯉さんに対しても、興味が湧きましたし。

絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)

絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)