思ったよりも仕事が早く終わったので、とは言っても、必ずしもよい理由で終わった訳ではないのが、若干頭の痛いところ。手が空いたので、余所の部署に行って仕事するように指示をした再雇用者に、見事なまでにシカトをぶっこかれてしまい、うちの現場でしがみつくように仕事をされてしまったため。生産性という言葉の意味について、自分なりには、精一杯せつめいしたのですが……。知らないというのは、ある意味最強だな、と思います。年功序列社会が完全に壊れきっていない日本では、再雇用者は本当に扱いづらい。まあ多分、僕も若い人には間違いなく使えない奴扱いされているので、まあ、低いところで、足の引っ張りあいあいをしているだけなのですが（笑）せめて、厄介者扱いされている、という自覚だけはきちんと持っていようとは思っています。それがあるうちは、少しは改善に向けて、努力しようとはするでしょうから。
そして、どうやら、ストレスが溜まると、自分はブックオフに行ってしまうらしい。「古本道入門」の中で、大型新古書店が流行る理由を「『買わないで出てきてもまったくだいじょうぶ』という安心感を担保にしているせい」と分析していますが、少なくても、僕にはそれがピタリとあてはまります。そう、通路は広々としているし、建物の中では、僕は自由だ！
とりあえず、読みかけのカイジの続きが最後まで揃っていたので、それを中心に200円以下のコーナーで文庫とコミックを10冊ばかり買い漁る。おかげで、仕事のストレスは大分解消されましたが、今度は、家でどこに置こうかと新たなストレスに。世の中、なかなか上手くいきませんなあ。
