サラリーマンの大部分と、一部の学生にとっては、憂鬱な月曜日。僕も、その、例外ではありません。脳内の大滝秀治氏が、「お前の仕事はつまらん!」とのたまわっていらっしゃる。あまりに、その通り過ぎて、脳内の僕は返す言葉を見つけられずに、秀治氏とただ見つめあうばかり。いかん、いかん。切り換え、切り換え。
という訳ではないのですが、会社では社員と仕事の話をせずに、割と仲のいい契約社員さんと明日のサッカーのACLのFC東京の話題で現実逃避する。去年のリーグ戦はすごくいい所まで行って、最期にひと踏ん張りできなかったしなあ。本選に出てもらいたいけど、ここ一番で弱いからなあ。アントラーズみたいに、ここ一番で勝ちきれるクラブがうらやましいよなあ。けど、そういう所があるから、応援したくなってしまうんだろうなあ。とか、そんな風に、取りとめのない事を話す。そういえば、今日の朝電車で読んでいたのは、元アントラーズの岩政さんの書いた、「PITCH LEVEL」。無意識レベルでは、わがFC東京にも、アントラーズのように、ここ一番で勝ちきれるチームになって欲しいと思っているのかもしれない。
まだ途中ですが、この本で繰り返し書かれている、「大切なのは、日常の過ごし方とディテールの積み重ねて」という意見には、強く賛同。サッカーだけでなく、仕事をする上でもとても大切な要素だと常日頃から思っているので、すごく頼もしい味方を得た気分。ディテールの大切さをなかなか理解してくれない人間が多い職場にいると、その無理解さに折れたり潰されたりしそうになるが、安易に流されないぞと、少しだけファイトが湧いてくる。
(後日談)わがFC東京は無事本選に出場できることになりましたが、まさかあのアントラーズが負けるとは。サッカーって本当に難しい。自分も、ディテールにこだわっているつもりになっているだけで、漫然と日々を過ごしているだけになっているのかも。気を付けないとなあ、と少しだけ思いました。これ以上、脳内の秀治氏に怒られたくありませんし(笑)