「埼玉県民に当たりが強い」と良く言われる。以前、埼玉の取引先の窓口を担当していた時に、(悪い意味で)いろいろとお世話になった名残だろうと思われます。今考えると、別に埼玉エリアの取引先だけがひどかった訳ではなく、千葉なんかの方がよっぽど質が悪かった気がしない事もないので(笑)、ただの逆恨みを引きずっているだけなのですが。
そんな僕でも「そこまで言わなくても……」という所が散見する、映画「翔んで埼玉」。原作の魔夜峰夫さんファンとはいえ、まさか今年始めて見る映画がこれとは。
ただ、最初はただのネタ映画だと思っていたら、予想以上にしっかりした映画で、埼玉の事を笑おうと思って見たのですが、途中からは逆に感心してしまう事に。原作では未完になっている部分を、ライバルの千葉を入れる事で上手く成立させていますし、漫画の世界を都市伝説という形にして、現実社会を挟み込みながら進めていく手法は、本当に面白い手を考えたものだなあ、と思いました。こうすることで、過去のアニメの実写化が失敗してきた、リアリティーの確保にある程度成功しています。うん、「嘘だー」、と突っ込んでも都市伝説ですからねえ。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
- 作者:魔夜 峰央
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: 単行本
本当は、いろいろとやる予定だったのですが、DVDを見終わった後に、夕方まで寝てしまい、ジ・エンド。起きたら、TSUTAYAにそのDVDを返却し、家事をして、外に晩飯を食べに行ったら、終わってしまいました。まあ、金・土にさんざん楽しんだし、体力も少しは回復したので、良しとしましょう。