だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。穏やかな。

バタバタした、先週末とは対照的に、仕事もプライベートもとても静かな日常。学校教科書の納品ももう少し先なので、平和です。おかげで、今日は、脳内の大滝秀治氏もおとなしくしていらっしゃる。更には、リアル世界での最大の宿敵も、今日は休みです。うん、ありがたい。

ただ、何だろう、この物足りなさは。世間がいう通り、やっぱりドMなのでしょう、自分。できれば、この性癖をもう少し楽しむ事ができたらいいなあ、と切に願います。

穏やかだと、読書する予定も少し出てきたので、日曜の読書会までに本が読めそうな気分になってきたので、まずは申し込んで退路を断ってみる。そして、今回は取り上げたい、島田荘司さんの「占星術殺人事件」に本格的に手をつけ始める。それこそ10数年ぶりに読み返しているのですが、改めて読んでみると、構成の巧みさに驚かされます。特に読者が先のページをめくらずにはいられなくなってしまう、リーダビリティを生み出す仕掛けの数々が、とにかく素晴らしいです。先が、楽しみです。

占星術殺人事件 (講談社文庫)

占星術殺人事件 (講談社文庫)