先日から読んでいた「うつ消しごはん」を読み終える。健康に対する知識不足もあり、若干首を傾げたくなりそうになる所はあったり、どのレベルまで正しいのかは判断しにくいなあ、というのが正直な感想。ただ、過食やうつの原因が、意志の問題ではなく、必要な栄養の不足と糖質を中心とした不要なものの過剰摂取にある、という考えについてはかなり共感ができます。最近、薄々感じているのですが、いろいろな問題を自分の意識の力で解決しようすると、あまりいい結末にはならないような気がする。いかに、意思の力を使わずにできる状況を作り出すのかが、何かを成し遂げたり続けたりするには大切なのではないでしょうか。

うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!
- 作者:藤川 徳美
- 出版社/メーカー: 方丈社
- 発売日: 2018/11/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本を参考にコンビニの棚を見ると、コンビニの食べ物がいかに糖質ばかりなのかという事を思い知る。物事を漫然と見ているか、意識して見ているか、でこんなにも物の見え方が変わってくるのが、面白い。時には、それが視野が狭くなったり、偏見のもとになったりする事もあるので、諸手を挙げていい事ばかりともいえないので、注意が必要ですが……。
今の仕事柄、医学書を扱う機会も多いので、最近、人体や健康に関する本に、少し興味があるので、他の本も少し読んでみようかな。と思っています。まあ、それがいつ実現できるかについては積ん読の解消状況次第ですが(苦笑)