だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。せどりのまねごと?

目の前のトラックに、出荷したい荷物が積んであったのですが、様々な悪い事情が重なり、その荷物が搬入場所に降りたのは、約1時間20分後。

本来なら、それほど忙しい日ではなかったのですが、それで一気に残業モードに。どうにかできそうで、意外と打ち手がない状態にもどかしくなるが、とりあえず、他の仕事を片付けて外堀を埋めていく。早く家に帰って洗濯したかったんだけどなあ。

それでも、30分程度の残業まで仕事を詰めて、会社を出る。午後から、かなりフルスロットルで働いたので、帰る頃には、少しヘロヘロ状態に。数字だけで評価されがちの会社では、記録に残るのは処理した数だけになりがち。こういう状態をリカバリーした事ではなく、残業した、という実績だけが残ってしまうんだろうなあ。

先日、読書会でご一緒した方も言っていたけど、生産性、生産性という割には、残業を減らしたという事が、びっくりする位評価されないのが、今の日本の企業。数字に出にくい部分だというのはわかっていますし、そのためにやっている訳ではないのですが、それでもちょっと空しくなる事が。価値観は人それぞれですけど、それでも、少しでも早く仕事を終わらせて、本を読んだり、映画を見たり、人に会ったりするための、自分の時間を作る。それは、ダラダラと仕事をやり、仲良しこよしごっこをして残業代を稼ぐよりも、僕の中では比較にならないくらい大切なことだと思っています。まあ、絶対に出世はできないですけどね(笑)


よし、仕事が終わった~!家帰って、家事やってから、DVD見てから、少し調べもんすんぞ~。と着替えのロッカーに入る前までは思っていたのですが……。

「やったって、やらなくたって、大して変わんないって」
「イベント中止になって、家にいるんだから、家事なんか、土日まとめてやればいいじゃん」


あっという間に流される(笑)

いろいろと、偉そうな能書きをたれてしまいましたが、基本、働かずにすむなら、仕事そのものをしたくない人なんだなあ自分、っていう事を再確認する結果に。ただ読書も含めて、そのおかげで、社外のいろいろな人のものの見方や考え方を知ることが出来たのは、何物にも得難いものです。回り回って、結局は仕事にも大いに役にたっている。まあ、だから、そこは、自分の事を褒めてあげてもいいのかな、と思います。

仕事もしたくない、家事をしに家にも帰りたくない。さて、どうしたものかと考えていると、先日読んだ、岡崎武志さんの「古本道入門」のブックオフについて書かれた項の事をとりとめもなく思い出す。そうだ、ブックオフの100~200円コーナーに行って、せどりの真似事をしてみよう、となぜか思い立つ。思い立った時には、何て面白いことを考えたのだろうと思ったが、今考えると、何て中途半端にくだらない事を考えてしまったのだろうか?因みに私は、バカなことは大嫌いですが、バカバカしい事はこの上なく好きです。

お店に行き、せどり家になったつもりで、1冊1冊に目を凝らす。そして、やがて1つの結論にたどり着く。

「この店には、私の前に、すでにプロのせどり家が入ったらしい」

所詮は遊びでやっているので、深入りしない事が大切。なので、せどり家ではなく、一読者に戻り、読みたい本を、何冊か見繕って購入する。↓が、その戦果です。「ぶたぶた日記」は乃木坂文庫のカバーでしたし、個人的には厳しい条件の中、ある程度の最善は尽くせたと、まずまず満足しております。やることがない時に、上限の金額を決めてまたやってみてもいいかな、と思っております。

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

ヘンな論文 (角川文庫)

ヘンな論文 (角川文庫)

ゆずゆずり - 仮の家の四人 (中公文庫)

ゆずゆずり - 仮の家の四人 (中公文庫)

ぶたぶた日記 (光文社文庫)

ぶたぶた日記 (光文社文庫)