だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。スーパーリラックス。

週末、仕事が終わり、とりあえず食事でもするかと思い、赤羽に寄る。そこでふと、ここからバスで高円寺まで行こうか、と思い立つ。
そう、赤羽から高円寺まで、1本で行けるとてもありがたい国際興業の路線バスが、都バスの降車場の向かいに見えます。

もうそろそろ発車しそうな上に、座れる席もある!


悩んでいるのなら、いっちまえです(笑)赤羽から高円寺まで一時間弱あるんだ。その後の事を考える時間は、乗ってからでも、十分にある。

そうして、1割考えて、5割寝て、残りはアプリのゲームをして、バスの中で過ごす。そして、1時間経過し、無事に高円寺に到着しました。
すごく久しぶりです。久しぶりすぎて、昔たまに食べに通っていた中本が、かなり以前に閉店していた事に、遅蒔きながら気がついた位久しぶりです。
晩ごはんを食べる場所を探しつつ、町を少し散策する。歩いていると、以前の町の記憶とずれているような気がして、どうもしっくりこない感じがします。何故だ?分からないので、くびをかしげながら、街を歩いてみる。

漸く、その理由に気がついたのは、散策して30分ほど経ってから。どうやら、僕の記憶は高円寺と阿佐ヶ谷との区別がきちんとつけることができないばかりか、それぞれの記憶が中途半端に混じりあってしまい、高円寺でも阿佐ヶ谷でもない、全く別ではないけど、存在しない街を作り上げてしまっていたらしいです。
荻窪西荻窪、中野と東中野の区別はきちんとついているのに、なぜにこの二駅だけ。都内に住んでいるからといって、東京の事を知っている訳ではないのだなあ、と今更ながら思う。それだから楽しいとも言えるのですが。あっ、けど、今回はそういう問題ではないか。

これで、すっきりしたので、晩ごはんを食べた後、目的の小杉湯さんへ。ここは、私の銭湯熱を再び燃やすきっかけを作ってくれた、「銭湯図解」の作者の塩谷歩波さんの勤めている銭湯であり、ドラマ「昼のセント酒」にも出てきた場所。自分の、今年行きたい場所リストでも、かなり上に書かれている銭湯です。純情通り商店街を道なりに歩き、2分位行ったところで、路地を左折すると目印がありました。思った以上にアクセスがいいです。



小杉湯さん。普通の住宅街かと思っていたら、突然そこだけ古風な作りの屋根が登場するので、結構インパクトがあります。


手ぶらで行ったのですが、タオルも無料で貸してくださり(バスタオルは有料)、シャンプーもボディーソープも、風呂の中にあるので、大丈夫ですよ、と言われ、入湯料以外は掛かりませんよ、と店長さんらしい女将さんに、優しく教えていただく。丁寧で一見さんにもありがたい対応と、タオルの肌触りと香りのよさで、この段階でもうかなりご機嫌になる。そして、とうとう待望のお風呂へ。

他の銭湯と比較して、こじんまりとした印象ですし、お客さんも結構入っているので、やや手狭なのかな、と思っていたのですが、実際に着替えてみると、そうでもない。ロッカーの配置や、整理整頓で、上手くカバーしています。一つ一つにお客をもてなすために考えたり、工夫してくれた跡がみえる。この辺も、実に自分好みで嬉しくなります。

お風呂も、ジャグジーあり、電気風呂あり、ジェットバスありと、狭いながらも多彩なバリエーション。譲り合いながら、順番で入っているだけで、身体がほぐれてきますし、楽しい気分になってきます。そしてとどめは、日替りのミルク風呂。なめらかでポカポカで、身体がゆったり伸ばせるわ。テンションが上がりすぎて、湯槽で「スーパーリラックス」と大声で叫びたくなる!いかんいかん、これ以上いたら、本当に叫んでしまい、皆様にご迷惑をおかけしてしまう。少しのぼせ出してもいるし、そろそろ出ることにしますか。


気持ちがリラックスした状態で、駅に向かっていると、途中で文禄堂書店さんがあったので、ちょっと覗いてみることに。結構、僕好みの品揃えだったので、財布も少しだけリラックスしてしまいました(笑)