「土曜日の薬代2ヶ月分は痛いなあ」と改めて思っていたら、家の契約の更新やら、火災保険の切り替えやら、携帯料金をすっかり払い忘れていたりとかで、次から次へと出費の話が舞い込んでくる。完全に自分のせいではあるのですが、給料日までどうやってやり過ごそうかと考えていると、本当に頭が痛くなります。
こういう出費って、重なるときには重なるものですし、本来ならそういう事を想定しながら生きていかないといけないんですけど、我ながらどこか刹那的です。仕事の時には、行き当たりばったりの仕事をして、セーフティネットが杜撰な人間に対しては、厳しめの対応をしてしまうのですが、あんまし人の事が言えんなあ、とつくづく反省。お金については、いろいろな意味で、もう少し勉強が必要だな、と強く感じている、今日この頃です。勉強するのに、年令は関係ないですしね。
オードリーの若林さんの「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読みながら、オードリーさんがMCをしている、「日向坂であいましょう」を見る。番組でいじられまくっている若様と、本の初期に書かれている、とんがりまくった若林さんとの、あまりのギャップに驚く。
この本って、芸人さんが書いたエッセーとしてだけでなく、人見知りの人間の成長物語としても読めるんだな、という事に今さらながら気がつく。以前、単行本で読んだ時には、あまりとんがっているとは感じなかったのに、そのように感じられるようになったという事は、若様だけでなく、自分も少しずつではあるけど、成長できているのだな、という事が実感できて、読んでいて、少し嬉しくなりました。

- 作者:若林 正恭
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 文庫
なのでお金についても、いい年してとは思わずに、今の至らなさを直視する所から始める。そして、少しずつでも成長していく。そう思いながら、勉強していきたいなと思っております。