だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。全てを得ようとする。何も得られない。

全体的に業量が少ないので、いつもより30分近く早い進行。で、結果、時間に追われる。ダラダラと残業をするより、少しでも早く終わって早く上がろうというスタンスには、両手を挙げて賛成です。ただ、全体ほどには職場の作業量が落ちていなるいので、そこのズレを仕事の穴が空かないように修正していくのは、なかなか難しいです。

今日みたいに、それでも何とか作業が収まる業量なら、忙しいだけですむのですが、大幅に業量が増えた時に、どうやって対処するかが課題になってきます。その辺の相談は上司にもしているのですが、待っているだけでは、状況は何も変わらないですからねえ。緊急事態宣言以降、打つ手打つ手が後手後手に回ってしまい、その場しのぎの対応になってしまう事が多いのが、どうにももどかしい。こういう状況が続くと、仕事へのモチベーションにも大きく影響してしまいます。

ひょっとしたら、自分は全部をちゃんとやろうとし過ぎるし、要求しすぎるのかもしてしまっているのかなあ、とこの日記を書いているうちに思えてきました。自分ではあまり自覚はないのですが、少しピリピリしているんでしょうね、多分。


そういえば読書でもそういうとこがあるよなあと、気づいたのは、今読んでいる、日垣隆さんの「つながる読書」の存在が大きいです。本から少しでも何かを吸収しようと思ってしまい、面白いとこや、分からないこと、参考文献で読みたいもの等、気になったとこに、とにかく片っ端から付箋を貼ってしまう自分。ただ、己の記憶力や、めんどくさがりやの性格を考えると、それは、全てを得ようとして、何も得られない結果になってしまっていますね。ちなみにこの本だと、「残る」本の読み方として、こんなふうなやり方をすすめています。

つながる読書術 (講談社現代新書)

つながる読書術 (講談社現代新書)

  • 作者:日垣 隆
  • 発売日: 2011/11/18
  • メディア: 新書


一、三時間かけて、「おもしろい!」と思う箇所を
一〇ヵ所
二、「人と話し合いたい」あるいは「自分で考えた
い」というテーマや問題点を三ヶ所
三、「許せない、これは絶対違うといっておきた
い」と主張したい箇所を一ヶ所

以上「一〇、三、一」のポイントをきちんと抽出できていれば、どんな読み方をしていようと、仮にページ半ばだろうと、「その本はだいたい読めた」と見なしてよいでしょう。


数については、本の種類や個人によって差が出るかと思いますが、アウトプットするための第一段階の手法としては、とても参考になります。それに、人間の記憶力には限りがあるのでポイントをきちんと抽出して身になるものを最大化している。そういう意思をきちんと感じることができます。ぜひ、読書会で発表する時の参考にしたいです。