「病院に行くべきか、行かざるべきか、それが問題だ」
前回行ったのが、3月半ば。それから2ヶ月弱が経過し、そろそろ薬も少なくなってきました。悩んでいる場合ではありませんでした。来週行ける保証がどこにもない以上、行けるうちに行くしかありません。
前回は診察を待つ間に誰もいなくて、逆にビビりまくりしたが、今回は、自分の前に診察待ちの患者さんが二人いてくれたので、少し安心です。普段は、待たされることが何よりも嫌なのですが、今日に限っては大至急の予定はない上に、GW中ほぼ自宅にいたので、少し目先を変えたい気分。なので、待ち時間大歓迎です。
待っている間、白水社のシェークスピア全集の「アントニーとクレオパトラ」を読み進める。最近、会社の人間か、割りと顔見知りの人間以外とあまり会話をしていない。なので、自分の中で、少しずつ会話している時の間とかタイミングがずれてきてしまっている、という自覚がある。コミュニケーションのしっくりこない感覚が、いつもと比較にならない位あり、自分の中にもっと他人の言葉を取り込まなくては、という切迫感が少しあります。
シェイクスピア全集 アントニーとクレオパトラ (白水Uブックス)
- 作者:ウィリアム・シェイクスピア
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: Kindle版
そんな風な事を考えながら本を読んでいるうちに、自分の番になり、採血と血圧を測った後に診察。診察してもらいながら、先生の話を聞く。依然として医療現場の厳しい状況は変わっていないそうですし、報道されている以上に長期化しそうな雰囲気のようです。いかに未来をイメージして、気持ちを切らさずにいられるかが大切だと改めて思います。そう考えられるようになれているのも、この時期にフランクルの「夜と霧」が読めたのが、とてつもなく大きい。昨日の「満願」とは逆に、この本とは自分は本当にいいタイミングで出会う事ができたと、つくづく思います。
- 作者:ヴィクトール・E・フランクル
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
検査で朝食も取っていなかったので、病院を出た時にはお腹がぺこぺこ。なので、朝食を食べに行く。ツィッターを見ていたら、千歳船橋の「八兆」がやっていそうなので、応援を兼ねて久々に行くことに。店で食べていくつもりだったのですが、持ち帰りにそそられて、そばとかき揚げ天、ごぼう天、あじ天、そして帰り道の途中で大鍋を買い込んで、「おうちで八兆」と洒落こむ。結果、朝昼兼用の食事になってしまったのですが、とにかく美味かったです。ごぼう天とそばの事を思い出すと、口の中のよだれが止まらなくなってしまいます。
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持ち帰り。3玉分入っていて900円。冷と温が選べます。出来るだけ大きな鍋で、4分半~5分茹でるのがいいそうです。その通りにやったら、お店にかなり近い味になりました。
以前、「チキンラーメンを美味しく食べる食べ方」という動画を見ていた時に、「袋に書かれている作り方の通りに作るのがコツ」と言っていたのを思い出してそうしたのですが、なるほど、一つの真理です。