だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。洒落。三月の水。

昨日、仕事中に別の職場の知っている人間を軽くいじったら、マジギレされてしまう。今回については、忙しい時に冗談があまり通じない人間を茶化してしまった自分が明らかに悪いのですが、それとは別にコロナウイルスが蔓延する前と比較して、「洒落」の通じる範囲が明らかに狭くなっているように感じます。お笑いタレントさんあたりは、自分の表現したい事と、今メディア等で表現できる事との間で、ものすごい葛藤しているんでしょうねえ。

身体だけでなく、心にもソーシャルディスタンスができてしまったように感じます。今回のウイルスの蔓延で本当に厄介だなと感じたのは、今までのフェイストゥフェイスのコミュニケーションのあり方が根本から破壊されてしまった事。匿名をいい事にSNSで過剰なまでに著名人を叩く事が横行しているのも、この事と全く無縁ではないように思えて仕方がありません。緊急事態宣言が解除された後でも、様々な場所でコミュニケーションのトラブルを引き起こす可能性があり、心してかからないといけないなあ、と思っております。



昨日の日記に書いた通り、「想像ラジオ」のセットリストを作り、そこにある曲を全曲聴きました。どの曲も素晴らしかったのですが、特にその中の一曲、ジョビンの「三月の水」にすっかり心を鷲掴みにされてしまっている、自分がいます。何なのだろうなあ。ポルトガル語なので、歌詞も全く分からないのに何でこんなに嵌まっているのだろう。自分でも良く分からないのですが、とにかく素晴らしい楽曲だという事は、間違いありません。

そして楽曲が素晴らしいと思ったら、その曲や歌っている人の事をもっと知りたくなる。で、ネットを調べていたら、菊地成孔さんの「粋な夜電波」というラジオ番組でこの曲を取り上げている音源にぶち当たる。楽曲ももちろんなのですが、このラジオの菊地さんのトークが、もうこれでもかという位、カッコいい!どうやら、このラジオ番組の本があるらしい、という事がわかったので、速攻で取り寄せてしまいましたよ。とにかく、届くのが楽しみです。