予想していた以上に、作業量が落ち着いてしまったので、問題がなければ早く上がろうかと思っていたのです。しかし、同じように今日は仕事が落ち着いている、と判断した上司が夕方から会議を入れてきました。
くっそ~。
正しい判断なだけに、ぐうの音がでない。起きているか否かは置いておいて、おとなしく座って話を聞いているしかありません。
どうぶつの森の攻略本と鬼滅の刃の売り上げが好調なので、すっかり騙されていましたが、それを差し引くと売り上げは、他の業界同様にかなり厳しいよう。もともと斜陽産業なので、今までの働き方ではかなり厳しいな、という事を改めて直視することに。
日中は散々現実を直視させられたので、仕事が終わった後くらいは、美味しいものを食べて現実逃避をしたい所。緊急事態宣言後は、お気に入りの店を回って、ささやかですがお金を落とす事を心がけるようにしております。「愛」とは「えこひいき」なんですよ、諸君。
この日、お邪魔したのは、北赤羽の浮間口を降りてすぐにある、立ち食いそば屋「元長」さん。そばの他に、以前から気になっていた、たまごかけごはんも注文。ボリュームがあって、パワフルなんですけど、体育会系の男子高校生のようなガサツさは皆無で、ひとつひとつの仕事がもの凄く丁寧。コロッケも下味の胡椒と汁との相性がすごくいいです。
問題のたまごかけごはんも、きめ細やかな溶き卵とまんべんなく混ぜられたごはん、そばのだし、そこに天かすのカリカリのアクセント。これが、立ち食いそば価格で食べられるのは、とても幸せです。
好きな時に食べられるとは北赤羽住民を、妬ましくさえ感じてしまいます。
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かきあげそば 380円+コロッケ単品 140円+たまごかけごはん210円
そして、旨いそばを食べながら、菊地成孔さんの「粋な夜電波」のシーズン1~5を本で読む。
シーズン5までの全放送回を本一冊になるように内容を詰めこんでいるため、正直、家の骨組みを見ているような気分になるのは否めません。
ただ、それでもこの骨組み、しなやかで強度はなかなか強いし、建物自体が大変に独創的なので、見ているだけでもかなり面白いです。
口上のパートなんかを読んでいると、内容だけでなく、リズミカルなところがとても心地いいんですよね。こういう所は、さすがミュージシャンだなと、感心させられます。
#立ち食いそば #読書