だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記その①。高輪ゲートウェイフェス。五反田「後楽そば」。

体温を超える温度下、無風、強烈なアスファルトの照り返し、日影なし、座る場所なし。そんな場所で並んでいます。ここは高輪ゲートウェイ駅前。以前来たときにフェスらしきものが開催されているらしいと知って、申し込んだのまではいいのですが、まさかこんな過酷な状況下に置かれるとは。数日前から嫌な予感はしていたのですが、休めるという喜びが先に立ち、完全に現実逃避していた!

時には引くのも勇気だな、とつくづく思います。これを毎日一日中やっているスタッフの方たちの強靭さにただただ感心するばかりです。考えてみたら、スタッフさんの平均年齢がかなり若かったように見受けられます。年配の人達なら確実に耐えられませんね。せっかく駅構内にあった無人コンビニで買った水も、10分ちょいでなくなります。

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今回のフェス、JR東日本の最新技術を、映像や参加しながら紹介するもの。自分が見たのは顔認証システムとVRシステムについてのものです。二つとも無料だという事を考えればまずまず面白いですし、顔認証システムなんかは、一度顔登録しておくと、マスクを着けていてもきちんと認証できて、荷物を持ったままで改札を通過できます。おそらく改札の通過時間をいかに短くして旅客をスムーズに移動してもらうかという事を考える事によって、JRや鉄道会社の技術は進歩していったのだろうと思いますし、今後もそれを追求していくんなだな、という事が垣間見ることはできました。

今回のイベントに行って少し感じたのは、ソーシャルディスタンスという考え方が家族連れで出掛けている方と、そうでない方との間で違うな、という事。感覚を開けて並ぶときも、僕たちはひとりひとりの間隔を空けようとしますが、家族連れの方たちの場合だと、家族は極力ひとかたまりになり、そのかたまりと他の人間との間で距離を取りたがる傾向があります。これはあくまでも傾向ですし、もちろんどちらが正しいという類いの話ではないのですが。通勤通学時のサラリーマンや学生の波に取り残されないような歩き方に慣れてしまうと、家族連れの方たちの歩き方が、ゆっくりすぎてもどかしかったり、人の塊が大きいので避けて通るのが面倒だと感じたりする事がありますが、少なくてもアミューズメント関係の場所での主役は、我々よりも家族連れの方たち。場所によっては、彼等に上手く合わせる歩き方が必要なんだという事が身をもってしれただけでも無駄ではなかったのかな、と思うことにします。正直そうでも思ってないと、この暑さではやってられんわ(笑)

期待していたフードコートも基本屋外でアスファルトの照り返しが半端でない事もあり、接客というものがほとんど機能していないため、朝からほとんど食事をしていない自分は、絶賛空腹状態。こんな脱水症状寸前の状況でも空腹になってくれる。そんな強靭な胃腸の強さに本当に感謝したくなります。時間があったら泉岳寺や浅草方面に行く事も考えていたので、まずは五反田方面に。下車して、前から行きたかった、「後楽そば」さんへ。早速お目当ての焼きそばを注文します。


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焼きそば 450円

まず驚いたのが、出来立ての熱々だったこと。注文を聞いてから、きちんと鉄板で焼いている、という事が、このお店一つ一つの仕事に手を抜かないこだわりのようなものを感じます。これは期待できます。

味の方も、うん、期待通り、というか期待以上。やや太めな麺のもちもち感を残した焼き加減も絶妙ですし、ひき肉を使っているのがものすごく効果的でソースにひとアクセントコクとジューシー感が加わっていいます。これは下手な鉄板焼屋よりも全然美味しいですし、これで450円という安さには、ただただ驚きです。かねてから焼きそばが美味い立ち食いそば屋がある、というお噂は聞いていたのですが、予想以上です。



ちょっと長くなりそうなので、ここでブログを二つに分けます。