だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。スマホを忘れる。世田谷巡り。

家を出るときにスマホを忘れてしまう。本当にアホだ!スマホだけしかない状況ならいろいろとやりようはありますが、スマホだけないと一見問題なさそうに見えて、いろいろな所で支障をきたしてしまいます。そもそも、自分のブログなんて文章力のどうしようもない低さを、写真で補っているおかけで、ギリギリ成立しているシロモノだというのに。


どうしよう(((((゜゜;)


まあ、取りに戻らない限りは、なるようにしかならないのですけどね。けど、それではいろいろと予定が変わってしまいますし……。


まず始めに行ったのは、世田谷文学館の「安野モヨコ展」。主要な作品の原画やイラストがこれでもかという位並んでいて、それが全て撮影可能という太っ腹。みなさん、楽しそうに作品とかパネルを撮影されています。なのに、なのに、こんな時に限って何をやってるんだ、オレのアホ~~~!時間があったら、もう1回行きたい!

実際にナマで見ると感じるのは、作品の登場人物達や安野さんのエネルギーの強さ。絵についてはほぼ素人なのであまり強くは言えませんが、一本一本の線がものすごく力強くて、迷うことなく決断して引かれている。その線の強さがキャラクター達の強さに繋がっているように感じました。「さくらん」は未読だったのですが、展示を観てすごく読みたくなりましたね。

さくらん (イブニングコミックス)

さくらん (イブニングコミックス)

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せめてと思い、持ち帰ったチラシを後日撮影。展覧会を見終わった後は、テンションがあがっていて何が何でももう1回出直すぞと思っていたので、図録はあえて買いませんでした。


世田谷文学館を出た後、歩きとバスを利用して、千歳船橋駅に向かう。降りた後、立ち食いそば屋の「八兆」さんへ行き、ちょっと遅い朝食。ゴボウ天そば(420円)とゴマ高菜おにぎり(110円)を頼む。ちょっと太めの横切りのゴボウ天がこれでもかと入っていて、それが熱々の汁とそばとが絡むと、食感と風味が更に向上し、ゴボウ天が更に美味しく食べられます。本当にこの店の野菜は何を食べても外れがない。天ぷらの揚げる腕も勿論なんでしょうけど、素材そのものがいいのでしょうね。これも、写真を撮りたかったです( ;∀;)


そばを食べ終わった後は、千歳船橋から田園調布行きのバスに乗る。コロナの影響で土曜ダイヤが全て日曜ダイヤに振り替えられてしまった影響で、本数が減り発車時間が変わり、予想以上に待たされる。仕方がないのかもしれませんが、世田谷って東西と比較して南北の交通がかなり不便なので、需要はあると思うのですけどね。僕の乗ったバスも座れない方がいる程度には混雑していましたし。

バスに15分弱乗っていると、目的のバス停に。ここからゆっくりと5~6分程度歩いていると、目的の世田谷美術館へ。「作品のない美術館」というテーマで、展示会のない美術館を無料で公開するという企画。今の状況を逆手に取った企画ですし、空間としての美術館の面白さというのを再認識させてくれて、これはこれで面白い事は、面白い、のですが、同時に物足りなさも。この企画については、無料だという事が裏目に出てしまっているな、と強く感じました。掘り下げようと思えばいろいろな切り口でできる企画だと思うのですが、ただ公開する事だけに終わっていて、美術館としてどんなメッセージを発したいのかが伝わってこないのが、何とも勿体ないです。それに、普段入館料を取ってお客に公開しているのを無料にした事で、どこかスタッフの対応にも普段でしたら考えられないレベルの雑な部分が散見されたのも、残念で仕方ありません。

高輪ゲートウェイフェスの時もそうですが、無料というのはとてもありがたい半面、イベントの内容やそこに参加する人の質が玉石混淆になってしまうのはある程度は避けられませんですね。これからは、そこら辺のリスクを踏まえた上で参加せんといかんなあと思います。