だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。ええやん朝活読書会。神保町「三省堂」と「書泉」。

本日は、朝から、神保町で「ええやん朝活読書会」さんの読書会に参加させていただきました。久々のリアル読書会でテンションが上がり過ぎてしまい、参加者のみなさんの発言を少し遮ってしまったのは大反省ですが、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。今回のお題は「夏の文庫フェアから1冊」というもの。学生時代、ほとんどきちんとした読書感想文を描いたことのない自分にとっては、ある意味とても新鮮な切り口です。発表順が全くのランダムだったり、発表した方に付箋で感想のコメントを書いて渡したり、更には最後に他の方の本の紹介をしたりなど、相手の発表しているものをきちんと「聞く」事を大切にする運営の仕方は、とても好感が持てましたし、いろいろと勉強になる部分が多かったです。

今回、自分が持っていったのは、二宮敦史さんの「最後の秘境 東京藝大」。単行本の時にもかなり話題になり、その時に自分も読んだ本です。文庫になって、新たに二宮さんと学長の対談が収録されているのも何ともお徳です。我々が普段知ることのできない、一般人とはかなり毛色の違った「藝大生」という人たちの生態を見れる、というだけでもかなり面白いですし、彼らを通じて「芸術」って何だろうという事をいろいろと考えさせられる本でもあります。


今回、主催の方を含めて11人いらっしゃったのですが、全員が被る事がなかった!、上にバラエティーに富んでいて、夏のフェアの面白さを再発見できた時間でした。今回の読書会で紹介されて、気になった本↓。他の本の発表も楽しかったですし、積ん読が増える一方になりそうです。

騙し絵の牙 (角川文庫)

騙し絵の牙 (角川文庫)

レプリカたちの夜(新潮文庫)

レプリカたちの夜(新潮文庫)

残るは食欲 (新潮文庫)

残るは食欲 (新潮文庫)


読書会の終了後に、昼食をご一緒させていただいたのですが、その時に参加者の方から、東京藝大の展示会の話を聞き面白そうだったので調べてみたのですが、会期は9月6日まであるのですが、全ての申込みが終了してしまったそうで、残念な事に。それでも、いつかは行ってみたいですね。

それにしてもどうやって、そういう情報をゲットしているのだろうか?リモートワークの話しとかもそうですが、若い人達と話していると、仕事だけやっていると、自分がいかにいろいろなものから取り残されているのかが良くわかる。くだらないプライドにこだわらないで、彼らから吸収できるところはきちんと吸収していきたい。演劇の時に強く感じましたけど、尊敬できる人に、年齢は関係ないです。年配者でも反面教師にしかならない人もいれば、若くても素晴らしい人も沢山います。最近、前者に少しイラつかされる事が多いので、今日のような後者が多い日はとてもありがたいです。もちろんご年配の方で尊敬できる方も沢山いるのですが、がっかりさせられる人の中で年輩の方が占める比率が、特に団塊の世代前後のおじさんの確率が、何故かとても高いんですよねえ。

その後、解散したので、神保町付近の書店さんや古本屋さんをざっくりと回ります。東京堂が日曜休業になってしまっていたのは、とても残念ですが、三省堂、書泉を中心に回り、あとは古書店街をざっくりと見てみることに。三省堂の古書コーナーで、談志遺言全集の13巻と、書泉で中公新書の「批評理論入門」を購入。お店の特長を考えると、普通は逆なんですけどねえ。こういう事があるのかと、特に中公新書三省堂で在庫していない商品が、書泉で在庫していたといのは少し不思議な感じがします。「批評理論入門」は、今月の「文学の教室」の時に取り上げられていたので、読んでみたかったんですよね。出来れば次回の「文学の教室」の講座までには読み終えたいのですが、果たして間に合うでしょうか?

それと、あと書泉でお一人さまでできるパズル風のボードゲームを試しに買ってみました。(お店に行ったメインの目的はむしろこちら)時間のある時にやってみます。

ウボンゴ ミニ 完全日本語版 Ubongo mini

ウボンゴ ミニ 完全日本語版 Ubongo mini

  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: おもちゃ&ホビー

これです。