日記。京王線人身事故。新宿・ステーキ「柿安デリ」。

午前中、少し手こずった所もありましたが、業量の割りには作業が順調にいく。週末は、許されるのなら、多少無理をしてでも早く終わらせて、帰社したいもの。会社を出るまでは上手くいったのですが、帰りに普段利用する電車が立て続けに事故で大幅な遅延になってしまう。仕方ない事とはいえ、週末に電車の事故に巻き込まれると、普段以上にダメージを食らいます。

特に京王線は、「頭の良い優等生」に例えられることが多い路線です。普段は、他社と比べて遅延や事故も少なく、駅員さんの対応もいいのです。ただ、一度事故が起こると収束するのが遅い上に、他の路線と比較してもおせじにも対応がいいとは言い難い。今回もその例外でなく、駅構内の誘導が甘いために、必要以上の混雑に。災害や事故の時に、個人の良識に頼るというスタンスは、個人なら有りだと思いますが、企業としてはあまりにも甘いなあ、と思わざるを得ませんし、そろそろ見直して欲しいものです。

読書会の前にスマホて少し調べものをしたかったのですが、電車が大変な状況なので、とりあえずはルミネにある「柿安デリ」に行き、晩飯兼調べもの兼今後の作戦会議をする事に。コロナや業態変更の影響で、以前よりはビュッフェスタイルのお店の持つ面白さは減ってしまいしたが、それでも比較的静かに、書き物をしながらゆったりと机が使えるのは本当にありがたいので、たまに使わせていただいています。何気にビーフカレーが自分好みなのもいいですね。

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一時間くらい店にいたあとに、別の電車に乗りバスを使って帰る。ちょっと雨が強くなり出している。明日、台風が東日本を通過するらしい。いろいろとスケジュールを詰め込んでしまったので、かなり不安ですが、まずは自宅にたどり着かなきゃ、そこの入り口にもたどり着けないので、頑張って自宅に帰ります。

各駅停車の電車に乗りながら、先日片付けの時に見つけた「レプリカたちの夜」を読んでいく。途中までの段階ですと、評価がとても難しい小説です。不条理な状況設定はとても面白い。そして、次の展開はどうなるのだろうかと読者の好奇心を生み出し、先に読み進めさせてくれる推進力は素晴らしいと思います。一方で、わざとやっているのでしょうが、登場人物たちのキャラクターは支離滅裂で薄っぺらいですし、所々に入ってくる哲学的な描写の数々は不要を通りすぎて、不快にさえ感じます。最後まで読んでみないと何とも言えませんし、もしかしたら、最後までこんな感じなのかも知れないという気もします。面白い所も沢山あるのですが、読む人を選ぶ小説ですね。