だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。新春国立名人会@国立演芸場。

年明け、始めて出掛ける。とは言っても、ただお正月だけおとなしくしていただけですが。

箱根駅伝の往路の実況を聞きながら行こうかと思っていたら、鞄に入れたと思っていたはずのスマホが見つからず、新年早々ドへこみする。家に置き忘れたと思ったら、国立演芸場のチケットを探してしたら鞄の底から見つかり、ホッとしつつも自分のアホ加減に益々ドへこみする。年のせいなのか、やる事を少し増やしたせいなのか、去年位から何かこうしたポカが多いです。今年は気をつけないと。

年明け一発目は、国立演芸場の新春国立名人会。ここ数年は、国立劇場に歌舞伎を観に行くか、こちらに行くかになっています。例年なら、今回お邪魔した新春最初の公演はお神酒が出たり獅子舞が舞ったりするのですが、さすがに今年はそれはなし。そのせいか、普段なら秒速で完売するチケットが、今年は比較的余裕を持って取ることができました。その替わりに、談春師匠や市馬師匠やナイツが出演する、午後の回が3分持たずに完売していましたが。


始まるまで気がつかなかったのですが、よくよく見ると、半分(たい平師匠、さん喬師匠、小さん師匠)は年末の紀伊国屋寄席と同じメンツ。更には、3人は昨日テレビでやっていた笑点ファミリーの皆様。もちろん贅沢ですし、とても親近感は湧くのですが、年を越したという新鮮さが全く感じられないのがタマに瑕です(笑)

大ベテランの馬風師匠や、色モノの京丸・ゆめ子師匠や、ボンボンブラザース師匠などが、元気にやられているのが、逆に新鮮です。訳もわからず何だかとてもうれしい気分になります。特に、漫才の途中でセリフを忘れたり、突然プライベートな話に飛んでしまった、京丸・ゆめ子師匠。場内大爆笑だったのですが、どこまでがネタでどこまでがドキュメンタリーなのかが全く分かりません。ネタだったら神業ですし、ドキュメンタリーだったらある意味もっとスゴいです。

(演目)
・林家ひこうき 「つる」(開口一番)

林家たい平 「替り目」
柳家さん喬時そば
立花家橘之助 浮世節
柳家小さん幇間腹
鈴々舎馬風 「楽屋外伝」

仲入り

・東京丸・ゆめ子 漫才
三遊亭好楽 「風呂敷」
・ボンボンブラザース 曲芸
三遊亭小遊三 「千早ふる 」

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落語会が終わって、箱根駅伝往路の結果を見ると、わが母校の惨敗ぷりにガッカリする。選手達は一生懸命頑張っているのは、もちろん分かっていますが、今年こそはいけるだろうと期待していただけに、往路でシード権の可能性がほぼゼロになってしまう事は全く想像していませんでした。例年以上にショックが大きいです。復路はどこかで爪痕を残して欲しいです。


気分転換に、たまたまカバンの中に入っていた「高田純次のテキトー格言」を読み終える。何の役にも立たない、ただひたすら下品でバカバカしい所がとてもステキです。


・(付記)
お神酒の替わりに、来場者にプレゼントされたウエットティッシュ。嫌でも厳しい現状を感じてしまいます。

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