事務所内もきちんとソーシャルディスタンスを取るように、という上からのお達しがあり、急遽、自分を含めた数人だけ一時的に引っ越しすることになりました。まあ、厳密に言うと避難といった方が正しいですか。緊急事態なので致し方ないですし、逆の対応をされるよりはかなりありがたいです。
幸いなことに今日は仕事の方も落ち着いているので、早めに仕事を終わらせて早速引っ越す事に。社内LANの工事が入るという事だったので、もう少し手こずるかなと思っていたのですが、やり始めたら速攻で終わらせてくれますし、総務もやる時はやるなあと素直に感心してしまいます。
積ん読の山から「ピコ太郎のつくりかた」を読み始める。正直、今さらだなとも思いましたし、ブックオフの200円コーナーで買ったので、軽い読み物として読めればなあと思っていたのですが、これが思いのほか、マジメで考えさせられる事も多くて面白いです。才能を持たざるものが持つものに太刀打ちするためにはどうしたらいいのかという底にあるテーマは、山里さんの「天才はあきらめた」と近いのかも。お二人に共通しているのは、圧倒的に量をこなし続けつつ、ディティールを突き詰めていること。何かが上手くいくためには続けていく事が大切ですし、根気のない自分にとっては、続けられるということそのものが一種の才能のように感じてしまいます。そう嘆いているだけではいけないのでしょうが。

- 作者:古坂 大魔王
- 発売日: 2019/01/31
- メディア: 単行本
帰り赤羽に寄ったら、そばいちの前で牡蠣の玉子あんかけ蕎麦のポスターが。おまけに限定20食の文字。立ち食いそば好きとしては、売り切れになる前に行かねばなりません。
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牡蠣の玉子あんかけ蕎麦 790円
5分ちょっとすると蕎麦ができあがる。早いと1分以内で出てくるそばいちさんにしては時間が掛かるなあと思っていたら、ポスターにはきちんと「お時間が掛かります」と明記されています。限定20食に引っ張られて、完全に見逃していました。人って本当に自分の都合のいい事しか見ないよなあって思います。
肝心の味の方は、予想以上の大ヒット。玉子があんかけでとじられ少し甘めになった汁は、さっぱりめでくどさがなく、細目の蕎麦と一緒に食べるとなかなかの美味しさ。そして、全体がさっぱりめのお陰で、大ぶりの牡蠣の味が強調され、より美味しく牡蠣を味わうことができます。うん、これはちょっとした贅沢ですね。