だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。ほくとぴあ亭1000円落語 3月の会。秋葉原・カレー「コバラヘッタ」。

仕事がピークという事もあり疲れが溜まっていて、何をするにも朝から億劫で仕方がありません。疲れのせいなのか、食生活のせいなのか、お腹の具合いがすぐれません。そのせいもあり、昼からの北とぴあの1000円寄席も、普段は遅くても開演前には現地に着いているのに、今回は結構ギリギリの時間に到着する事になります。まあ、それでも真ん中くらいの悪くない席に座れたので、良しとしましょう。今回は、トリの一蔵さんのおっしゃっていた通り、とても個性豊かな濃ゆい会で楽しかったです。

一蔵さんは見た目どおりのバワーで豪快に押切りつつも、細かい所に工夫の行き届いた、相変わらずのキメのこまかさ。好青年さんは、噺家としてはまだこれからですが、所々にスウェーデン人とは思えない「粋」が感じられて、今後の成長が楽しみです。

明楽さんは、感情が高ぶってボヤキが止まらなくなると大変に面白い。所々に狂気のようなキケンなものを滲ませているのが、大変に自分好みです。振り切れたら大化けしそうな雰囲気を感じます。(ただの自分の気のせいかもしれませんが)
この中では唯一フツーそうな音助さん。くりくりっとした眼が可愛らしいですし、みんな、特に年上に好かれそうなタイプの噺家さんです。これはじじいばばあのファンが多い落語では、とても大きな長所だと思います。もっとも、実はこういうタイプの芸人さんが腹の中は一番黒い、という事は得てしてありのですが……。

(演目)
・立川幸吾 「真田小僧」(開口一番)
・三遊亭好青年 「王子の狐」
・柳亭明楽 「禁酒番屋

仲入り

・雷門音助 「干物箱」
・春風亭一蔵 「三方一両損

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終わった後、上野の博物館にでも行こうかと思い電車に乗ったのですが、途中で腹痛がひどくなり、上中里駅のトイレとベンチを何回か往復するはめになります。やっと落ち着いたと思ったら、気がついたらもう夕方。昼御飯を食べてないので、体調の回復具合と比例して、お腹がすいてきます。スマホの充電器を買ったついでに、アキバのヨドバシのビルの上のフロアにある、「コバラヘッタ」さんというカレー屋に寄ることにします。同じ建物にあるスープカレーの店にもかなりそそられましたが、今回はお腹の具合も考えてこちらにします。

辛さはそれほどでもなく、全体的に優しいお味。個人的にはチキンのスパイスが、辛さ一辺倒でなく、いろいろな旨みやヨーグルトの酸味がいい具合に混ざりあってなかなか美味しかったです。

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コバラセット(カレーは茄子とラム) 1480円+濃厚ラッシー 400円