だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。「ええやん朝活読書会」。ゲームマーケット。

朝、早起きして久しぶりの読書会に行くべく神保町へ。時間を間違えて早く行きすぎてしまう。知らず知らず張り切りすぎてしまっていたようです(笑)神保町で降りると、妙に親子連れの方が沢山います。どうやら、どうやらどこかの小学校の入学式のよう。昨日はオーダーメイドのランドセル屋さんに、すごい行列が出来ていたように、学校が始まり、町中にいる子供たちが増えてきています。その事に諸手を挙げて喜べない現状なのが、大人の一人として何とも歯がゆくもありますが。


今回は、初めての方も含めて、プレゼンも上手いし、読んだ本がきちんと身になっている方ばかりで、話を聞いていても、とても勉強になる事が多かったです。

その中で、自分が紹介したのは、町田そのこさんの「52ヘルツのくじらたち」。14日に発表になる本屋大賞の有力な候補でもあります。


九州の田舎の漁村に一人越していた一人の若い女性。彼女には、義理の父と実の母から虐待を受け、更には義父の介護を一人で押しつけられた過去がある。一人でひっそりと暮らすためにここにやってきたのに、彼女は村中から好奇の目で見られる。そんな、彼女が一人の美しい少年に出会う。しかし、少年の身体には無数の虐待された痕が……。


テーマがテーマですので、心が痛くて何度も息がつまってしまい、読むのを中断しました。それでも読む手が止まらなかったのは、作者の町田さんが誠実に登場人物に、題材に向かい合ったからだと思います。人間は状況や関係によって様々な顔を見せる。そういう描き方をする事によって、一見すると想像も共感もできない「虐待」という出来事が、条件さえ揃ってしまえば自分達の身の上にも起こりうる事を教えてくれます。

彼女にどんな過去があってここに来ることになったのか、女性と少年との未来がどんな結末を迎えるのか。誠実なだけでなく、物語の二つの大きな謎の続きが知りたくて、途中からページをめくる手が止まらなくなります。

北村薫さんはなぜ人は本を読むのか、という問いに、「人生が一度だけであることへの抗議」という回答をされていたのを、この本を読んでいて思い出しました。

52ヘルツのクジラたち (単行本)

52ヘルツのクジラたち (単行本)


読書会で紹介されて、個人的に気になった本。↓読みたい本がまた増えてしまいましたね。

文身

文身

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

  • 作者:上間陽子
  • 発売日: 2017/02/01
  • メディア: 単行本

うろんな客

うろんな客



読書会が終わった後、ダッシュで抜けて、竹橋から門前仲町まで行き、バスでビックサイトへ。木曜日まですっかり忘れていた、ゲームマーケットへ。今年は青海ではなく本館での開催です。去年の冬と比べて、体験できるブースが増えたので、より楽しく回る事ができました。特にウボンゴという有名なパズルゲームのチャンピオンと対戦するコーナーに参加できたのは、楽しかったです。チャンピオン早すぎ!同じ人間とは思えません。

ウボンゴ 3D 完全日本語版

ウボンゴ 3D 完全日本語版

  • 発売日: 2020/09/09
  • メディア: おもちゃ&ホビー

今回の目的の大喜利系と謎解きもののゲームはゲットできましたが、開催日を知ったのが三日前だったという事もあり、予算的には厳しい状況になってしまったのが、残念でした。冬はこういう事のないように、早めに作戦を立てることにします。

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まだ発売になっていない、新作のゲーム。こういうゲームがプレイできるのも嬉しいです。

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今回ゲットしたゲーム。