午前中は、木金のハードワークの影響で身体がだるくて動かない。若い頃より無理が効かなくなってるなあ。まあ、周囲のフォローがあったとはいえ、我ながらよく19時前に帰れたなと感心した位ですから、客観的に見てかなり無理に仕事を詰め込んだと思います。残業削減のためにかなり貢献しているとは思うのですが、そういう所で評価されないのが、悲しいところではありますが。
だいぶ午前中休めて少しコンデションが戻ったので、夕方から出掛ける事に。今日は18時半から、らくごカフェで入船亭小辰さんの落語会「コタツヌーボー」に。この落語会は、落語作家の井上新五郎正隆さんが主宰されていて、井上さんの書き下ろした新作落語を演じる会。けど、そこに行く前に、書泉さんにちょっと寄る。先日、ゲームマーケットで購入した謎解きゲームをよりたいのですが、平日だとどうしてもまとまった時間がありません。けど、できないと分かるとますますやりたくなるのが人情というもの。なので、手頃に出来そうなものを物色してみる事に。すると、本で手頃なものがあったので、購入してみる事にしてみます。
- 作者:SCRAP
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: 単行本
買った本。
らくごカフェにだいたい30分前に着いてみると、すでに15人近い方達が並んでいます。今さらですが、やっぱり人気がありますね。ただ受付に行くと、予約した名前がなく、かなりビビることに。先日お邪魔した、小辰さんとわん丈さんの二人会の時に予約しておいたはずなのですが……。受付の方が迅速に対応してくださったので事なきを得ましたが、天気同様何か少しだけすっきりしないものを感じる事に。
まあ、いいや。切り替えて、その分、落語会で楽しませて貰います。
その落語会。メインの新作は「千両泥」という噺。
お宝の場所が書かれた絵図面を親分からもらった、弟分の泥棒が住んでいる長屋を訪ねてきた兄貴分。自分だけはその絵図面を貰っておらず、その事に不満を感じながらも、弟分を手伝うことに。ただ、そのお宝があるに違いない場所に住んでいる同じ長屋に住んでいるのが、とんでもない厄介な男で……。
噺家さんが作っていない新作落語という事で、少しだけ甘くみていたのですが……。本当に、すみませんでしたm(__)m かなり面白かったです。分かりやすくて、ムダな要素もなく、くすぐりも良く練られていますし、噺のテンポもいいです。一回だけではあまりにももったいないので、また何かの機会にかけてもらいたいです。
噺家さんにとって、何も取っ掛かりのない所から噺を覚えるというのは、我々が思っている以上に大変なようです。仲入り後の「井戸の茶碗」ののびのびっぷりといったら。前半と後半でこれだけ雰囲気の変わる落語会というのも珍しいです。お陰でこちらも、かなり爆笑させてもらいました。
（演目）
高砂や
千両泥
（仲入り）
