だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。緊急事態宣言再々発令。「ラクガキ・マスター」。

予定通りの完全オフ。身体を休めつつ家事やら家の片付けをする。コロコロ二転三転して今日から都はまた緊急事態宣言に。今回は大型商業施設、カラオケ、スタジアム、ホール、劇場、映画館、美術館、大型書店まで。飲食店は20時でアルコールの販売が禁止になりますし、とにかくゴールデンウィークは都民は外で遊んではいけないらしい。過去の緊急事態宣言時には、比較的安全だと言われ、ちょっと早いと思っていた段階で観客100%をオーケーした、劇場や映画館まで対象に入っているってどういう事なのでしょうか。午前中の段階でメールにゴールデンウィークのイベントが中止になったという案内が、早くも3本も来ています。明日から、何をモチベーションにして働けばいいのだろう?心の底からガッカリです。

今までの緊急事態宣言と違って、今一つ納得ができないのが、趣旨が感染拡大防止や医療従事者の保護からズレてしまっていること。どう見てもオリンピックを無理矢理でもやりたい、そのためには都民の楽しみや自由を奪ってでも、都内への人の流入を減らして感染者を削減し、東京が安全な都市である事をアピールしたい。そんな思惑が分かりやすいぐらい透けて見えます。このままだと、オリンピック開催中に、平気な顔をして緊急事態宣言を出しますね、多分。そこまでしてやるオリンピックに一体何の意味があるのだろうかと思います。医療従事者の方だって、せっかくの休みがあっても、家にいるだけでは、(特に家族のいらっしゃる方は)リフレッシュできないと思うのですが、その辺を都はどう考えているのでしょうか。通勤通学の電車がいつも以上に混雑しているのに、そこは何の手も打ってはくれない、けど娯楽は徹底的に奪っていく。本当に、いろいろな事が本末転倒になっているな、と思います。

とても腹立たしくはありますが、いろいろな手を使って、密を避けつつゴールデンウィークを楽しんでやるのが、今の自分にできる事。ちょうど、読み終わった、寄藤文平さんの「ラクガキ・マスター」はその一つのヒントになるかもしれません。絵画の基本を押さえつつ、あくまでも「落書き」する時のコツをいろいろと教えてくれます。絵を描くという事の敷居を低くしてくれるのが、ありがたいです。