細かい計算違いこそありましたが、大枠では順調にほぼ予定通りに行った、今日の仕事。そんなに忙しくなることはなかろう、という仮説のもと夜のスケジュールを立てていたので、狙い通りです。一旦、四ッ谷駅まで出て、丸ノ内線の新宿御苑へ。19時からいつもお世話になっている道楽亭さんで落語会があるのですが、終わった頃には店が閉まっているので、先に腹ごしらえです。以前から気になっていた、新宿通り沿いにある「肉屋の正直な食堂」さんに。
ここは、IHコンロで調理して、熱々の肉料理が手頃な価格で食べられるというお店。食べ方はメニューによって違っていて、食べる前に店員さんが教えてくれます。
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ハンバーグ定食 850円。出来上がった写真を写せば良かった。
コンロで3分焼き、ひっくり返して更に焼くと出来上がりです。出来たてなので熱々で、時間の限られている時には猫舌の自分には若干厳しいです。「肉屋」を名乗っているだけの事はあり、肉料理は値段以上のお得感はあります。ただ、個人的には肉のつけ合わせのはずの野菜が美味しいというのがうれしい誤算ですし、こちらの方が特筆すべきことかと。野菜がちょうどよい蒸し加減で絶妙な火の通り具合になっていて、これがハンバーグから出る肉汁やソースとからまると、侮れない美味しさになります。
そろそろ開場時間にもなってきたので、熱さに耐えながら、急いで食事を済ませて、道楽亭さんへ。今日は駒治師匠の新作の会です。去年の紀伊国屋寄席で聴いた、「鉄道戦国絵巻」が抜群に面白かったので、他のシリーズもやってもらいたいなあ思っていたら、ネタおろしも含めて二話もやってくれたので、大満足!続けて聴くと「戦国絵巻」シリーズのフォーマットがすでに出来ていて、そこにストーリーや設定やネタを嵌め込んでいくと、新しいシリーズが出来上がる過程が良くわかるのが、面白かったりします。巨人がパリーグに行くという設定は、今のプロ野球事情を反映していて、確かにそうだよなあって思います。ひと昔前だったらありえない設定でしょうね。
最初の「課長の災難は」、スーパーサラリーマンの課長が、高校時代に恥ずかしいポエムを書いていた事が明るみになってしまい、社内外で追い詰められていく噺。「首都高・怒りの脱出」は、初心者ドライバーがデート中に誤って首都高に入ってしまい脱出出来なくなる噺です。どちらもぶっ飛んだ設定を、リアルな心理描写できちんと描いていて、楽しかったです。
・(演目)
「課長の災難」
「プロ野球戦国絵巻」
「超特急戦国絵巻」
~仲入り~
「首都高・怒りの脱出」