だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。紀伊国屋寄席7月。

自業自得以外何者でもないのですが、4連休遊び呆けていたので、見事な位の、お疲れ&集中力欠如モード。
他人の事をどうこう言えない、困った状態です。

なので、今日は早く家に帰って洗濯したらさっさと寝ようかと思っていたら、紀伊国屋寄席があった事をすっかり忘れていた事に、昼頃、気がつきました。明日と完全に乗ったときで勘違いしていました。



出勤時、地下鉄に乗っている時に見かけた、女子プロレス団体スターダムの大会のチラシ。最近、動画に嵌まっていて、出来ることなら大会に行きたいとさえ思っています。


こんなときに限って全体の商品の搬入が遅いわ、普段はしないで済む作業が増えるわと大苦戦。人が早く帰りたと言っているのに、用もないのに自分よりも早く真っ先に帰ろうとする再雇用者に、強い怒りを感じます。
ただ、引き留めるよりは自分で仕事した方が早いので、お年寄りは無視してさっさと仕事を終わらせる道を選びます。

何とか仕事を終わらせて、とにかく新宿まで早く向かい、何とか前座さんの始まるギリギリの時刻に到着。終演後はもう飲食店は閉まっているでしょうから、少しでも食べるものをお腹に入れておく事に。1階にある、ohagi3というお店でたい焼きとほうじ茶を頼んで、ダッシュでお腹に流し込みます。



たい焼きとほうじ茶のセット 450円。


今回は、トリの権太楼師匠を筆頭に、全体的に渋めのメンバー。歌彦さんは3月に二つ目に昇進したばかりですが、早速の登場。昇進して間もないとは思えない、軽妙なリズムの高座。将来が楽しみです。

圓太郎師匠は穏やかな風貌と、ずっとキレっぱなしのテンションとのギャップが面白い一席。勉強不足で完全な新作落語かと思っていたら、先代の文楽師匠も得意としていた噺だそう。確かに、尺も手頃ですし、よく出来ています。

菊太楼師匠の「くしゃみ講釈」は、師匠のおっしゃる通り、確かにこのコロナ下で高座に掛けるには、ある意味飛沫の飛ぶとても危険な噺。そんな危険な噺を、何事もないかのように淡々と演じているのが、逆に面白かったです。くしゃみをしているシーンでは、席が後方で本当に良かったなと思いました(笑)

権太楼師匠は、夏の定番の噺で、流石の安定感と面白さ。特に、親方を筆頭に船宿で働いている人達の描写が抜群に面白いです。そして、ここの面白さのお陰で、若旦那の徳兵衛が客を乗せて船を漕ぐシーンがより生き生きとしてきます。

(演目)
・古今亭菊一 「元犬」(開口一番)
・三遊亭歌彦 「宮戸川
鈴々舎馬るこ 「道具屋」
・橘家圓太郎 「かんしゃく」

~仲入り~

・古今亭菊太楼 「くしゃみ講釈」
柳家権太楼 「船徳