だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。健康診断。ほくとぴあ亭1000円落語 8月の会。

朝、少し前倒しで仕事をした後に、頃合いを見計らって健康診断へ。夏場は、水分を取りすぎてしまうと検査に支障が出てきますし、取らなすぎると脱水症状で命に支障が出ます。自分だけではないのですが、朝から身体を動かす仕事なので、そこら辺の加減を調整するのがとても難しいです。

本当は仕事する前に検査にいけたらいいのですが、それをやってしまうとどこかのマラソン会場と同レベルの密が発生します。なので、そこは極力夜勤明けの人たちにお譲りして、他の人たちは各部署内で割り当てを決めて、その中で調整することになります。いささか面倒ではありますが、密になる煩わしさに比べたら些細な手間ではあります。健康診断で感染なんて、本当に洒落にならんです。

3日間ある検査の2日目という事もあり、初日の昨日よりはかなり空いているので、ほぼ待つことなく順調に進んでいきます。ただ、血圧検査の時に腕に痺れが出るくらい締め付けられたり、超音波診断の時に、センサーがわき腹のツボに入ってしまったり、あれっ健康診断ってこんなに痛いものだったっけ?と疑問に感じる瞬間が、いくつかありました。


検査から戻ってきたら、仕事がスムーズに流れるかなと思っていたら、通常時より商品の搬入が遅く、想定外に時間と手間が掛かる展開に。どうやら、お盆期間前に書店さんが発注した商品の入荷と、秋の教科書の搬入が本格化し始めた事が、ちょうど今日に重なってしまったよう。程度問題はありますが、この時期には例年起こることですし、店頭の売り上げに直結する事なので、こればかりは、こちらが仕事をアジャストさせるしかありません。


仕事が終ったあとは、珍しく平日夜開催のほくとぴあの1000円寄席に。緊急事態宣言が出たので仕方はないのでしょうが、急遽19時開演が18時開演に繰り上ったのは、勤め人にとっては悪夢以外の何者でもありません。他の対応はきちんとしているのですが、この変更についてだけは「嫌なら払い戻しします」の一点ばり。全く埒があきません。1000円で安いという事がとてもありがたい反面、その安さゆえに主催者の対応が、今回だけでなくここの所やや雑になっているようにも感じられます。今後のこの会の運営が少し心配になってきます。

それでも、師匠との稽古もままならず、ただでさえ限られた出演をコロナのせいで減らされている、二つ目の噺家さん達。彼等が高座に上がって一席たっぷりできる貴重な機会が減らなかっただけでも、良しとしないといけないでしょう。開口一番の伸ぴんさんも含めて、今月は落語に対してマジメな噺家が多いからなのか、演じる事への飢えのようなものが、会の全体から感じられた事に救いを感じます。

兼太郎さんとふう丈さんは、人物を自分なりに工夫しながら演じているのがとても好印象。ただ、漫然と師匠から教わった噺をそのまま演じるのではなく、自分のものとしてしっくりくるまでいろいろと試行錯誤していく。そのプロセスが見れるのが、若手の噺家さんの落語会の魅力の一つだと思います。トリの鯉丸さんは派手さこそはありませんが、丁寧に一つ一つ積み重ねながら噺をしている印象。なかなか聞き応えがありました。

(演目)
・桂伸ぴん 「本膳」(開口一番)
・三遊亭兼太郎 「堪忍袋」
・三遊亭ふう丈 「酢豆腐

~仲入り~

神田紅純 「山内一豊と千代」
・瀧川鯉丸 「へっつい幽霊」

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