京王線と地下鉄があまりにもスムーズに走っていたので甘く考えていましたが、ＪＲ が昨日の地震の影響でダイヤがグチャグチャになってしまっています。笑ってしまうくらい京浜東北線が来ないのに、一切案内が流れない田端駅。遅れるのは仕方ないのですが、どうなっているか情報はきちんと流してくれよといいたい。1つの情報の有無で10分や20分の時間があっという間に浪費されるのは、ちとしんどいです。おかげで忙しいので早めに家を出たのに、それが帳消しになってしまう悲しい事態に。茨城から出社してくる人とかは絶対に定時には着かないでしょうねえ。
そして、そんな時に限って普段開いている作業場の鍵が掛かりっぱなしになっている！地震のせいなのか？でも、それだったら火災のリスクを考えると、普通は閉まっている場所を開放するよなあとは思います。最悪な事に、地震の影響もあり、総務もまだ出社していない状態。タイムカードも打てませんし、ハンドリフトも中に入っているので、荷物の受取りもできません。
仕方がないので、近くの部署にお願いしてハンドリフトを借りて、荷物の受取りだけはしつつ、総務の方が来るのを待つことに。幸い10～15分位したら総務の係長が出社してきたので、対応してもらえましたが、お陰で朝から仕事に穴が空きまくります。今日は、夜用事があるので早めに上がれるようなシフトを組んだのですが……。
とにかく午前中は食事をそこそこにしても、打てる手を打ちつつ、遅れて出勤する人たちを待つことに。想定外の出来事に出社している人間も、全体的に動きが悪いのが頭の痛い所です。うちの物流らしいといえばらしいので、想定の範囲内ではありますが。
それでも手の開いている人達が入ってくれて、遅れてた人たちも、少しずつ揃いだしてきて、昼前には何とか通常運転に近い形に戻ります。昼は、朝食べそびれたおにぎりと、買ってあったチキンラーメンぶっかけ飯でゆっくり目の食事を採ります。炭水化物ばっかりなのは気になりますが、チキンラーメンぶっかけ飯は、チキンのスープが効いているお陰で味付けの加減がちょうどよく、これだけで完結している一品という印象。カップヌードルのようなちょい足しには向いていませんね。
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チキンラーメンぶっかけ飯。
何とかケリをつける事ができて、急いで帰ろうかと思ったら、作業場の戸締まりと電気の消灯を頼んでおいた、再雇用のジジイに裏切られて、先に帰られてしまう（｀Δ´）昨日の午後は人を差し置いて休みやがるし、自分は朝作業場の鍵が閉まっていると分かったら、食堂に逃げてしらんぷりするし、察しが悪い癖にちょっとでも強めに言うとすぐキレられます。本当にタチの悪いジジイだ。こんな人間に怒ったら敗けなのは分かっているつもりなのですが、人の時間と労力をいいようにたかられているかと思うと本当に腹が立つ～( ;ﾟ皿ﾟ)ﾉｼ
それでも時間３分前に何とか調布に辿り着き、舞台美術ワークショップの初日。講師は、青年座に所属されている根来美咲さん。経歴を見ていると、最前線で活躍されている文字通り一線級の舞台美術家さん。楽しみであると同時に、自分ごときが教わっていい方なのか少しビビってしまいます。おまけに、ここにいるのは、お子さまとそれに付き添っている親御さんがほとんど。ヤロー一人の自分は少し心細くなります。
今回のワークショップ、舞台模型を造るのが最終目的ですが、初回の今日は製作は行わず、舞台美術とは何ぞや、実際にどんなプロセスを経て作品を作っているのかという講義がメイン。舞台美術家が日常どんな仕事をしているのかが分かり、興味深い講義だったと思います。舞台美術を製作するスキルは勿論ですが、思った以上に高いコミュニケーション能力が必要だなという印象を受けました。確かに演出家と舞台美術家とのイメージが共有できないと、いい舞台にはならないだろうという事は容易に想像できます。
最後の30分位は、明日以降、どんなプロセスで舞台模型を作るのかというお話し。まずは、声に出してテキスト（「ロミオとジュリエット」を子供向けにしたもの）を読み、この戯曲のコンセプトを探し、それを広げてイメージを掘り下げていく作業をしていきます。今までに何度か舞台美術ワークショップに参加したことがありますが、それと比較して今回はプロセスを丁寧に追って説明してくれるので、自分が何をすればいいのかが解りやすくて助かります。もっとも、あと2日間4時間でどこまで形に出来るかは、少しだけ心配ではありますが……。
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戯曲。子供向けだと思って甘く見ていたのですが、だからこそ見えてくるものが結構あります。
