だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。jpic読書アドバイザー養成講座(シーズン2 二日目)。久しぶりのカラオケ。

養成講座の二日目。先生の体調不良で2限の「編集」の講義が急遽延期に。なので午前中の講義は「古書」だけになってしまったので、午前中は自宅で受講する事に。こういう時にはオンラインは本当にありがたいです。

「古書」の講義を担当するのは、僕が勝手に「古本おじさん」と読んでいる岡崎武志さん。「古本道入門」は、文字通り古本「道」の達人だからこそ書ける本で、とても勉強になった1冊です。

今回は、新刊市場で流通していたもので、古書市場で取り引きされているものについて、具体的に見せていただきながらの講義。

買った古書の中に帯やレシートが入っている事はたまにありますが、その程度は序の口。定期券、写真、古書店の領収書などなど、人は実にさまざまなものを本に挟むんだなあと感心さえしてしまいます。おそらく「古書」というジヤンルの持つ豊かさを伝えたかったような気がしますが、一方で自分の見つけたコレクションをただ見せびらかされているような気も。話しとしてはとても面白かったのですが、講義としてはどうなのだろうか、と思いながら聞いていました(笑)


講義のあと休講で時間があるので、選挙に行って、以降の講義を聴く予定のカラオケボックスに。急な事とはいえ、休講だからといって受講生を放り投げるだけで、フォローは一切なし。時折顔を出すjpicさんのお役所気質丸出しの部分には、この講座を受けていて大丈夫なのだろうかという不安を感じる事があります。


カラオケボックスに行ったら、すでに入っている人と予約で満室ですが、一時間程度待てば入れるとの事。みんなの浮かれっぷりを甘く見ていたなあ。昼御飯に行ってもどこもいっぱいですし、雨にも関わらずかなりの人出。目的があるからではなく、ただただうさを晴らして、感情を解放したいという一心で出掛けている人がとても多い事には、少し驚きを感じます。コロナ前は、そうする事が普通の休日な過ごし方だったので、そう振る舞っている人達はある意味とても健全な人達だとは言えるのですが……。


昼食を食べ、予定通りにボックスに入り、少ししたら講座の続きに、午後はレポートに関する講評とアドバイスと、高橋源一郎さんの講義。高橋さんは好きな作家さんの一人ではあるのですが、今回は選んだ場所が最悪でした。途中から歌いたくなってうずうずしてしまい、講義になかなか集中できなくなってしまう事に。講義中は仮のオフィスで、終わったら後にはカラオケボックスで利用する気だったのですが、カラオケに行ってない期間が長すぎる事を甘く考えていました。そうか、これがとりあえず外出する人の気持ちかあ。理性の部分だけではコントロールできなくなっているのですね。

凄くおおざっぱに言うと、読むことと書くことの分かちがたさ、「本」の持つ寄道機能の大切さといった所が講義の内容です。集中できなかったお詫びも兼ねて、新刊書店に行って、高橋さんの本を買う事にしましょう。

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終わってから、速攻でカラオケを始めて二時間半くらい歌った後、電車に乗って移動し、日高屋で飯を食っていると、妙に人が少ない。Twitterを見たら、どうやら自分の乗った直後に京王線が停まってしまったらしい。最初は、日頃の行いの良さのお陰でついているなと思っていたのですが
、ニュースを見ていると、どうやら国領駅付近の車内で刃物を持った若い男が、油を巻きながら暴れているらしい。ほんの少しの差で巻き込まれていたかと思うと、心底ゾッとしますし、不満があるのなら、何故不特定多数の弱い人を狙うのだろうか。弱者がより弱者を傷付け、それを食いものにする人間達にいいように利用される事に、やりきれなさを感じます。