だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。ひとり舞台フェスティバル@小劇場楽園。

朝、いつもの週末以上にテンションが上がらない。現場の引越しの件も含めてバタバタしてはいるのですが、どうもそれが自分事になりません。朝からバタバタしていますが、こういうテンションの低い日に朝早くから一人で作業をしていると、「何でオレだけこんな目に」という妬み根性がムクムクと、自分の身体を蝕んでいきます。それを「久しぶりのナマ清水宏」という呪文を心の中で何度も唱える。ネガティブな気分を強引にねじ伏せて、何とか自分の気持ちを上げていきます。「ナマ清水宏」のためにも、どんな手段を使っても早く仕事を終わらせないと。


そんな頑張りもあって、仕事を定時で終らせて急いで下北沢に。最悪、晩メシは舞台の終演後かと思っていましたが、立ち食いそば位なら食べられそうなので、下北沢駅の中にある箱根そばで夕食。立ち食いそば屋さんでうどんを食べたのは、思い出せないくらい久しぶりです。

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二色丼セット 700円

開場前ギリギリに着くと、すでに20人くらいのお客さんが。まあ、このキャパでこのメンツならそうなるわなあと納得。コロナ対策という観点から見ても、なるほどこういうイベントのやり方があったのかと、目から鱗の気分になりました。本来ならもっと早く開催されるべきイベントだったのかもしれません。

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加納さん、清水さんの並びを見ただけで絶対に面白いだろうなあと思って、観に行ったのたですが、そんな予想を上回る面白さ。お二人を見ていると、だるま食堂さんと3組でNGなしでやりたい放題だった、北沢タウンホールでの公演を思い出してしまいます。そうなんですよね。本来なら、あれくらいのキャパでやっても充分にお客が入る公演です。時節柄、あの時のように客いじりをしてもらえないかと思うと、寂しくはありますが……。

そんな清水さんは首相在任日数の記録を持つ、語尾があやふやな、あの元首相っぽい方で登場。ネタも猛毒でしたが、それ以上に元首相っぽい方のキャラクターのデフォルメの仕方に大爆笑。やっぱり、清水宏はすげえわ!

他にも、文字通り軟体動物のようなコミカルな動きでワニに足を食べられるタコを演じた、鈴木拓朗さん。一人芝居でお囃子さんがいないのに、浪曲をやってしまう玉川太福さん。14才とは思えない、ストレートプレイのミュージカルを見せてくれた、真木綾音さん。そして、客いじりはなくても通常営業、絵面だけでも笑えてくる加納真実さん。ひとり芝居という共通のキーワード以外は、得意技も、年齢も、性別も、キャラクターもここまで違っている。だからこそ、一人でもいろいろなパフォーマンスが出来、人間の可能性をいろいろな面から見せてくれる。そんなみなさんの姿に、面白いだけでなく、少し感動してしまいました。自分の場合はお遊びですけど、観ていて、すごく久しぶりに芝居やりたいなあって思いました。

(演者)
鈴木拓朗 ダンス
玉川太福 ひとり 浪曲
・真木綾音 ひとりミュージカル
加納真実 パントマイムをベースにした
パフォーマンス
清水宏 一人芝居