だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。渋谷・中華料理「長崎飯店」。インプロワークショップ。

今日は午後から、渋谷でインプロワークショップが2コマ。その前に、昨日の帰り道で気になったお店があったので、早めに家を出る。

井の頭線の渋谷駅から歩いて3分位の所にある、チャンポンと皿うどんがメインの長崎飯店さん。妙に雰囲気のいい店構で、どこかで見おぼえがあるらしいと思ったら、ドラマの「孤独のグルメ」で出てきたお店だそう。そういうそぶりを一切見せない所が、うちは味だけでお客を呼べるよ、という自信のように感じ、嫌が応でも期待してしまいます。混雑はしていましたが、運良く並ぶことなく店内に通されます。

中華とはいっても、メインはチャンポンと皿うどんと餃子。その他のメニューは数えるくらいしかありません。その替り、皿うどんの麺が硬め、と柔らかめの二種類あるそう。郷に入れば郷に従えではありませんが、麺硬めの皿うどんを注文して、10分ちょっと待っていると、出来上がったメニューがやってきます。


海鮮、特にイカのエキスが餡全体を覆っていて、うま味の塊のよう。野菜の炒め加減も絶妙でかなり美味しいです。こりゃあ、テレビの助けがなくても客が入るわ。長崎のソウルフードともいえる、とろみの少ない金蝶ソースと辛子を少し足すと、うま味だけでなく甘み、辛み等が加わり、味が複雑かつ豊かになります。

渋谷にはそれなりの頻度で来ていますが、メインの通りから外れると、まだまだ知らない場所やお店があるんだなあ、としみじみと思います。人が多いし嫌な事もそれなりにありますが、それを差し引いても、いつもと違う場所を歩くだけで新しい発見があるのが、東京の面白さだと思います。

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皿うどん(硬) 900円。

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金蝶ソース。



食べ終わったら、地下に潜って宮益坂方面に移動して、インプロワークショップ。今日は、前半と後半の2時間ずつ、受講したのですが、後半が前半の倍(前半が10人弱で後半は20人位)で、雰囲気もワークもガラリと変わって、とても面白かったです。そもそもコロナ下では、ワークに20人集まるという事自体が皆無だったので、この状態が続いてくれる事を祈るばかりです。

今回は全体的にシーンを作るものが多い印象。ゲーム形式のものよりも、長めのお芝居が好きな自分にとっては、とても嬉しい展開です。個人的には、自分=先生、相手=生徒で進路相談のシチュエーション。それぞれが自分しか知らない目的(今回は自分は「相手を殺す」、相手は「お金を借りる」)を持ってシーンを作っていくのが面白かったです。

勉強になったのが、簡単な動作を一人で45秒掛けて行うエクセサイズ。とにかく自分は、一人のシーンになるとすぐ場が持たなくなり、キョドって迷走する事が多いので、その課題解決のいいヒントになりました。コツとしては①動作を丁寧に細かく行う、②周りを巻き込む、③感情を変化させる。今回は椅子に座る動作を45秒でおこなったのですが、この通りにやると2~3分位は簡単に持ちますし、いつも以上に周りやお客さんの反応をきちんと見る事ができます。