だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。渋谷らくご 11月17日の回@ユーロライブ

腰の具合いがイマイチで、良くなったと思ったら、すぐに振り返してしまう。力仕事がメインなので、痛めても完全には休ませられない所がつらい所です。休み休みやるしかないのですが、効率の悪い仕事をさせられると、いつも以上にイラッとさせられます。コカ・コーラの和だしドリンクを飲んで、気分を切り替えていきます。朝だけに限定すれば、味噌汁よりもホッとする味かもしれません。



コカ・コーラの和だしドリンク。文字通り、紛れもない和だし。そのまま料理にも使えてしまいそう。朝はいいかもしれません。

仕事の進捗具合と体調次第ではシブラク行こうと思っていたのですが、どちらも何とか大丈夫そうなので、見切り発車で渋谷まで行ってみる事に。バターチキンカレーメシで小腹を満たしてから、出発です。



バターチキンカレーメシ。シリーズの他のものと違い、お子さまでも食べれるまろやかさなのかなあ、と思っていたらしっかりと辛みが先にきます。しかし、チキンとバターのうま味が後からやってくる。なかなか本格的なお味。


地下鉄の南北線に乗り、永田町で半蔵門線に乗り換えようと歩いていたら、腰がギクッとした感じに。ヤバい!

(;゜∇゜)


家に帰るにしても、落語を聴きに行くにしても、渋谷は通らないといけないからと、必死に自分に言い聞かせて、前に進む。渋谷に着いたら、せっかくここまで来たのだからと、更に自分を言い聞かせながら、だましだましで坂を登る。シブラクの観客の年齢層が若めなのは、この坂とは無縁ではないという事を、身をもって知ることに。ただ、コロナ下でも救いようのないレベルで人の話を聞かずにやりたい放題の、ごく一握りではありますが、本当~にたちの悪い年寄りのファンを坂道が排除してくれるという点では、大変にありがたい一面もあります。


駒治師匠は噛もうがお客さんの反応がどうだろうが、ずっと同じハイペースで枕や短めの新作落語を喋っていく独特のスタイル。過去にお邪魔した独演会では、長めの噺の時は、ゆったりめに入ってじっくりと組み立てていた記憶があります。ネタや持ち時間や出番の順によって演じ方を代えているようで、見た目以上の策士です。笑二さんは、水屋が富くじに当たった→そのせいでひどい目にあった→「夢か~」が、ひたすらループしていく噺。聴いてて途中「またかよ~」とうんざりしかけてしまうのですが、最後にそれが笑二さんの術中にハマっていたという事に気づく仕掛けがあり、いい意味で「やられた~」という気分に。

鯉八師匠は深沢七郎の「楢山節考」に出てくる、山に捨てられる姥と、捨てる息子の本音を描いた新作落語。柔らかい語り口に騙されますけど、かなりエグくて悲しい噺ではあります。けど笑ってしまう。こういう人のどうしようもない部分やダメな部分を笑い飛ばせてしまえるのが、落語のいい所。そう思える一席です。トリのわさび師匠はサンキュータツオさん言うところの「ボケと大ボケで、ツッコミのない噺」。ボケと大ボケの演じ分けが意外と難しい噺だとは思うのですが、それがとても巧みで、お見事のひとこと。以前師匠の高座を見たときにも感じたのですが、細かい所への気配りも含めて、見た目によらず(すみません)、器用で上手い噺家さんだなと思いました。


(演目)
・古今亭駒治 「野球少年の作文/令和狂想曲」
・立川笑二 「水屋の富」
瀧川鯉八 「ならやま」
柳家わさび 「松曳き」