少し空いてしまいましたが、本の感想をアップしました。4冊目は川代紗生さんの「私の居場所が見つからない。」です。
読みやすい本ではありますが、「書く」という事について、身に積まされたり考えさせてくれたりしました。
https://kahsuke5555.hateblo.jp/entry/2022/03/14/070606
今週の頭は、少し仕事が落ち着くかなと思っていたのですが、今日については完全に読み違える。う~ん、忙しい。
こんな時に限って、商品が20冊足りていないのに、ろくすっぽ検品せずに納品書を上げてしまうおバカさんがいる。
今日は紀伊国屋寄席があるので、出来ることなら早く会社を出たいのですが、歯車が噛み合わない時というのは、概してこういうものです。
最悪、遅れるか、行けなくなる事も覚悟しました。それでも強引に最低限の仕事をねじ伏せて、急いで新宿に。
急ぎでない仕事は、全部、明日じゃ、明日!
まくらで、この噺を志ん朝師匠から教わった事についてお話しされていましたが、今日の方が教わった型に近いのかなという気が。今度、志ん朝師匠の「愛宕山」聴いてみよ。
土曜は、独演会という事もあり後半はかなり自由演じていましたから(笑)
中一日で同じ噺を聴いても、語り口はその時々で変わりますし、どちらも同じくらい笑えてしまう。落語という芸能の凄さでもあり、不思議さでもあります。
文蔵師匠は、いつものように聞き取れるか聞き取れないかの小声のボソボソ声から始まります。
分かってはいるのですが、いつの間にか噺の世界に入り込んでいるような気分にさせてくれるのは、本当に凄いのひと言です。
間抜けな泥棒も文句なしに面白いのですが、それ以上に、お菊さんがとにかく艶っぽい。強面のおじさんが演じているとはとても思えません。
歌奴師匠は、とても心地のいい語り口。ただ軽妙なだけでなく、締める所はしっかりと締めてくれる所が、聴き心地をより良くしてくれています。
(演目)
・柳家圭花 「三人無筆」
・三遊亭歌奴 「匙加減」
・柳家小満ん 「盃の殿様」
~仲入り~
(追記)
仕事がピークの時期に夜出歩くのはしんどいので、来月の紀伊国屋寄席はパスしようと思っていたのですが、トリが喬太郎師匠で、その前が扇辰師匠。かっ、かなり、悩ましい~~!