昨日のうちに洗濯を終わらせたので、少し早めに家を出て、井の頭線の駒場東大前駅へ。11時過ぎなにも関わらず、クソガ…、否、学生のみなさまがとても素敵な形で道に広がってくれていて、見事なまでに通行の妨げになってくれます。
フツーはここまではひどくないんですけどね~。どこの学校なんだろ?
迷惑なのももちろんですけど、世の中には怖いお兄さんやお姉さんもいっぱいいますし、逆にお年寄りや妊婦さんもいます。
この人達にはリスク回避能力がないのだろうか、と見ていて心配にさえなってきます。それとも学校生活でのリスク回避に神経を使いすぎて、他所に気を回す余裕がないのでしょうか?
とにかく、将来通勤電車で自分本位に振る舞う、クズリーマンにだけはならないでもらいたい。その事だけは切に願っています。
m(_ _)m
学生たちの群れと途中で別れて駒場公園方面へ向かいます。緩い上り坂がダラダラと続いていて、地味にしんどい道を10分弱歩くと、日本近代文学館に到着します。本日は「川端康成展」の最終日。前々から来たかったのですが、何とかギリギリ会期に間に合いました。
展示では、直筆原稿や書簡の他に、ノーベル文学賞のメダルも展示されていました。活躍の場と交遊関係の広さを感じる事ができます。お母さん経由だとは思いますが、康成が岡本太郎と交流があり、書簡が残っているというのが、かなり興味深いです。
交流が広く信頼されていた事をよくあらわしているのが、追悼文の多さと、その質の高さ。景色だけでなく、人の事もよく見ていたから書ける文章だと思います。
個人的には、黒田夏子さんが高校時代に新聞部の取材で康成のもとを訪れているそう。その事実もそうですが、それ以上にその原稿が残っているという事には、ちょっと驚きました。黒田さんだからいいようなものの、一般人でしたら完全に黒歴史です。
見終わった後は、以前文学館を訪れた時には見れなかった、旧前田邸の和館へ。周囲の環境の力を大きいのでしょうが、落ち着いたとてもいい佇まいをした邸宅です。
駒場公園を出て、さてどうやってここから渋谷に出るかと思っていたら、びっくりする位のいいタイミングで渋谷行きのバスが。
乗れたらいいな、とは思っていたのですが、1時間に1~2本しか走っておらず、おまけに良く遅れるらしいので、運が良ければ程度に考えていたのですが……。こんな所で運を大量に使って、どこかで反動がこないのか。ネガティブ思考のワタクシは逆に心配になってしまいます。
それでも、おかげで見込みよりも早く渋谷に到着できたので、私用を済ませたり、ゆったりと昼食を取る事ができました。そこは、本当にありがたい!
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渋谷のC&Cで昼食。チキンカツカレー 700円+大盛 100円+トッピングチーズ 100円。
食事が終わって、宮下パーク方面から坂を上って、インプロワークショップの会場へ。途中、ボトル700円の缶コーヒーが一番安いという、とても渋谷らしいおしゃれな自動販売機を見つける。
ネタとしては面白そうだとは思い少しそそられたのですが、1000円札は使えない、つり銭は切れてるわと、サービスレベルが残念すぎて一気に買おうという気が萎えてしまう。狙いは面白いと思うんですけどねえ~。
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残念な自動販売機。
13時半からは、ほぼ月イチでお世話になっている、インプロのワークショップ。以前よりはコロナが収まったお陰なのか、いつも以上に大盛況で始めての人も多く新鮮でした。先週参加した演劇ワークショップのお陰で、今までより一つ一つの動きを意識しながら動けるようになったのは、いい傾向です。
個人的には、椅子に座るなどのちょっとした動作を45秒以上やる、「45秒ゲーム」が面白かったです。
一人で演じているシーンだと、場が持たなくなりそうになる事が怖くて、周りが見えなくなったり、挙動不審になったりしがちな、ワタクシ。それを克服するためのとてもいいエクセサイズになると思います。いいヒントを貰えました。
45秒場を持たせるヒントとしては、
①問題についてしゃべる
②助けを求める
③感情をかえる
という三点のアドバイスがありました。日常生活でも参考になりそうです。
帰りは駅周辺の地下で、お買いもの。ここのところ気になっていた「澤田商店」さんのふりかけ。通常のお店ではなかなか売っていなかったのですが、北野エースさんでようやく発見。ちょっと嬉しかったです。
思わず、2パック買ってしまいました(笑)
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澤田商店の「いか昆布」。