午前中は、神保町ブックセンターさんで読書会。時間帯も手頃ですし、前回の雰囲気も良かった、東京読書倶楽部さんの会にお邪魔させていただきます。
まあ、当たり前の事ではありますが、参加する人が変わると、会の雰囲気も大きく変わります。そんな事を強く感じた今回の会。人数が少なかった事もあり、1冊1冊をかなり掘り下げて話せたのが楽しかったです。主催の方がおっしゃっていた、秋葉原の読書会にも今度行ってみたい!
自分が紹介したのは、先週、日曜に自由丁さんで読んで、少し内容を整理しておいたTAJIRI選手の「プロレス深夜特急」。先日のトークショーでTAJIRIさんがおっしゃってしましたが、9月末に続編が出て、そこではコロナや戦争の影響などについても語られているそう。それについても少し触れさせてもらいました。
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四六判コーヒー(ブレンド) 500円。コーヒーのネーミングが独特なだけでなく、美味しいです。
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他の方が紹介された本
終わった後、失礼させていただいて、市ヶ谷に向かったのですが、次の予定までに思ったよりも時間が空いてしまいました。こんな事なら、一緒に昼メシ食ってればよかったなあと思ったのですが、あとの祭り。
市ヶ谷の駅前にある「カレーの王様」でめしを食べた後、靖国神社方面へ足を伸ばす事に。カレーは、溶けた野菜の旨味がしっかりとしていて、食べやすかったですね。
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チーズカレー 620円+大盛 150円+キャベツ人参サラダ 100円。
靖国神社に到着したら、遊就館に行こうかとも思ったのですが、入場料1000円で30分も滞在できないのは嫌だなあと思い、今回はお参りだけに。お守り買うと1000円になるから、同じ事かと思うと、手が出せず。今回はおみくじだけにしておきました。
入場料を取るに値する立派な施設なのに、見学だけなら無料で広く門戸している。けど、深く関わろうとする人に対してはそれなりの代価を払ってもらう。なかなか面白いビジネスモデルだなあと思います。庭園とか裏側の森などの自然が、結構趣きがあっていいのも、大変に興味深かったです。
遊就館はまたの機会にして、参拝が終わって、社内をざっと回ったら、北門から法政大学の前を通って、JRの上を通り、少し変則ルートで本と活字館へ。
大日本印刷さんのビルが目印にあるので道に迷う事はほぼないですし、けどちょっと遠回りするかなあ程度で考えていたのですが、これが大甘。
アップダウンは激しいわ、階段はあるわ、行き止まりが多いわ、暑いのに日陰になる場所がないわで、とにかく大苦戦。地図を見た感じでは、靖国神社から20分ちょいの予想だったのですが、40分弱掛かってしまう事に。大日本印刷の社員さんとかよくこんなとこ通勤するよなあ、と心から思います。
ギリギリの到着になってしまったので、荷物をコインロッカーに入れたら即見学に。かなりヘロヘロです(笑)
先月お邪魔した時には、本に必要な活字を拾い組んでいく、「文選」と「活字」について勉強するツアーに参加させていただいたのですが、今回はその後工程の「印刷」に関するツアーです。
スペースの関係で小型ではありますが、20年以上前に実際に使用していた印刷機を使って説明していただきます。インクの濃淡、活版の位置や高さの微調整など、とにかく印刷できるまでの準備が煩雑かつデリケート。
これを何回も繰り返して、漸く本が出来ます。その手間の多さと根気強さ、そして職人さんの技術があって始めて本を読むことが出来た時代がある。そう思うと、印刷機と職人さんの凄さ。そして、パソコンの便利さ。それを改めて、かつ身を以て、感じました。
職業柄、活版印刷の工程ってざっとですが勉強しましたが、やはり百分は一見にしかず。実際に見て、話を聞くと、よりリアルに工程がわかりますし、いい勉強になります。
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