だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。今日のちょい足しカップヌードル。ブックオフ都内完全制覇の旅31「ブックオフ中延駅前店」。「清水宏の明日のためのスタンドダップコメディ闘争文化論」隣町珈琲。

朝奇跡的に起きれたのでサッカーワールドカップのスペイン戦を観ていたのですが、まさか勝ちきるとは。前半のボコられっぷりを見てると、全く点が取れるイメージがなかったのですが……。

 

いやあ、いい意味でびっくりしました。

 

100%自業自得なのですが、仕事が始まると、当然のように眠い。

 

(/0 ̄)

 

唯一の救いは、それが僕だけではない事です(笑)サッカーに興味のない人から見たら、意味わかんないでしょうね。

 

眠気覚ましに、シーフードヌードルにわさびをちょい足ししてみる事に。一遍に目が覚めるほどのインパクトはありませんが、ちょうどいいアクセントになっていてかなり美味しいです。

個人的には、ちょい足しの中でも当たりの分類に入れていいんじゃないかと思います。

シーフード×わさび

 

そんなワールドカップの試合後でも、仕事の方は容赦なく、朝からかなり忙しい事に。週末ですし、まあ、そりやあ、そうですか。

眠気を圧し殺すため、カフエインを大量摂取してやり凄そうとしたら、今度はトイレがやたら短くなってしまい、更に慌ただしくなってしまいます。まあ、仕方ないとはいえ、そりゃあ、そうなりますよね。

 

納品業者の方たちもワールドカップを見ていたのでしょうか?こんな眠い日に限って納品トラブルがやたらと多い。いつもと違った場所に荷物を降ろされたり、うちの仕入れが発注していた数よりも大幅に過剰に入れてきたり……。

その後始末だけで結構な手間になりますし。出来ることなら早く上がりたかったのですが、そこまでは甘くないようです。

 

それでも強引に終わらせて、何とか定時には帰宅。急いで、JRで大井町駅に向かい、そこから東急に乗換えて中延で下車します。

 

そこから駅前にあるブックオフに行き、欲しいものがないか物色。チェーン店の中でも小さい部類に入る店舗。新刊書店もあまりないので、街の本屋さんの役割も兼ねていると思われます。

オーソドックスな中にも、ジャズのレコードを置いてみたり、生き残りのためにいろいろと試行錯誤しているんだろうなあ、というのが伝わってくる品揃え。接客も良かったですし、頑張ってもらいたいなあ、と思います。

 

買った本

 

本を買った後は、大井町駅でもらった冊子で謎解き。中延商店街も対象に入っているので、ダッシュで手がかりを集めます。材料だけ集めて、解くのは家に帰る時でいいや。

 

謎解きの材料集めが終わったら、急いで商店街の中にある、隣町珈琲さんへ。もっと狭い場所を想像していたのですが、地下はかなりゆったりとしています。

どうやら日中はカフェと書店をやりながら、夜を中心に平行してイベントも行っているよう。ちょっと窮屈ではありますが、50席くらい座席はあるでしょうか?

 

今日は清水宏さんのイベントでここにお邪魔する事に。スタンダップコメディや一人芝居を主戦場にする役者さんで、僕の好きなパフォーマーさんの一人です。

 

まず最初にオープニングアクトで『時差ぼけヨシュア』さんが登場。宗教二世であるが故に巻き込まれた様々なことを、スタンダップコメディで語ってくれます。普通に面白いですし、聴き手に伝わるような話し方がしっかりできています。素人さんとは思えないクオリティの高さです。

 

本編の方は、前半は清水さんのスタンダップコメディで、後半はゲストの長井秀和さんとの対談の二部構成。

前半のスタンダップコメディが、いつもの清水さんのステージとちょっと毛色が違うのは、お題が社会的問題だったり哲学の話しを扱っている事。本日のテーマは「カルト宗教」と「ニーチェ」だそう。公共の電波ではまず流せない事が、この段階で分かります(笑)

そんな一見「無理ゲー」と思えるテーマでも、きちんとコメディにしてしまう所は、流石、清水宏

守備範囲の広さも勿論なのですが、テーマを自分の手元に引き寄せて、お客を笑わせつつ共感させる力が、本当に凄いのひと言です。カルト宗教を自分の所属していた小劇場の劇団と重ねたり、ツァラツゥストラの作中で言っていることを、中島みゆきの詞に重ねていくとこは、爆笑しながらもなるほどと納得。

確かに、「宙船」あたりがとても分かりやすい例ですが、中島みゆきさんの詞って、基本、人は孤独で自分の運命を切り開くのは自分だけ、という事を歌っているものが多い。

中島みゆきさんについては、次回(1/26)も更に掘り下げていくそうなので、行けたら行きたいですけど、仕事が微妙そう。

 

後半は、長井秀和さんとの対談。某学会の元宗教二世として、最近週刊誌等で取り上げられる事の多い、長井さん。今は西東京市の市会議員を目指して活動しているそうです。

とは言っても、頭の回転の早さと、斜に構えた毒舌は相変わらず健在。ネタ番組でブレイクした時よりも、切れ味は鋭くなっています。

学会関係の話しについては、当事者ではないので真相はわかりません。けど少なくても、真実では?、と思われる説得力はあります。

信仰の自由がある限り、どの宗教を信じるかはその人のそれぞれの自由。自分もあわやの所で片足を突込みそうになったので、信じる人の気持ちも分からないでもありません。

ただ、部外者から見ると、お金持ちになりたいのに献金するという発想はあまり理解できませんし、努力して何かを達成しても、もれなく全て会長のお陰として紐付けられてしまうのは、勘弁してもらいたいなあとも思います。

 

朝方ひどく眠かったのが、最後までそれを感じる事なく楽しめたのは、清水さんを始めとした演者さんのお蔭。本当に大したものだなと思います。

ただ、唯一困ったのが終わった後。中延周辺でメシを食おうかと思ったら、飲み屋以外は見事な位閉まっていたのには、本当に弱りました。