だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。キリン横浜工場見学。川崎・立ち食いそば「えきめんや川崎店」。

昨日に引き続き雨。いきなり知り合いから「今から取りにいくので、何でもいいから5冊くらい本を貸してくれ」と言われて、逆に困る。「何でもいい」というのが、一番難しいです。ちょっとだけ書店さんの苦労が分かった気がします。

本当は今村翔吾さんの「ぼろ鳶」のシリーズをまとめて貸したかったのですが、こんな時に限って肝心の1、2巻が見つかりません。

仕方がないので、鬼平パパの出ている「鬼煙管」と、他に何冊か見繕ってお貸しする事に。こんな時に、自分の読書体験がいかに個人的で支離滅裂なものかを、強く感じさせられます。

 

昼前から出かけて、川崎・横浜方面に向かう。新宿経由ですと、どう品川に向かうのか、いつも悩みます。そこから新子安まで京浜東北線を使い、京急に乗り換えて生麦駅で下車します。

京王や小田急に乗りなれていると、京急の駅のエスカレーターやエレベーターの少なさが情け容赦のないように感じられます。狭い駅が多いので、設置しようにもできない、というお家の事情は分からんでもないのですが……。

 

生麦駅から商店街を抜け、横浜方面へ第一京浜沿いに歩くと、今日の目的地のキリン横浜工場の看板が見えてきます。結構余裕を持って出掛けたつもりだったのですが、想像していた以上に時間が掛かり、昼食を取る時間がなくなってしまう事に。京急沿線、特に各駅しか停車しない駅は、時間を読むのが結構難しいです。

 

ビール工場では、入場料を払った後に、まずは企業のイノベーションの歴史に関する映像を見ることに。もともとは、山手に工場があり、関東大震災後に生麦に移転してきたのですか。なるほど。映像を見ていると、老舗の余裕とプライドを感じます。

 

映像を見終わった後は、「一番搾り」の製造工程を実際に見学する事に。サントリーさんの時には「水」に並々ならぬこだわりを見せていたのですが、キリンさんが特にフォーカスを当てていたのは「麦」。

実際に麦や発酵する前の麦汁を試食や試飲できるのは、とてもありがたいです。造られている過程が、五感で体感できますし、「一番搾り」がいかにこだわりをもって造られているかも理解できます。

見せたいポイントを、わかりやすく見せるのが本当に巧みだなと思いますし、見ていていろいろと勉強になります。

仕込み工程

麦汁の試飲。左が一番搾り、右が二番搾りのモノ。「一番搾り」の麦汁のみを使って、「一番搾り」ビールが造られます。

缶や業務用ペットボトルに詰めて出荷する工程。

 

見学が終わった後は、お楽しみの試飲コーナー。一番搾りを飲んだ後は、三種類の商品を飲み比べます。個人的にはキリッとしていて喉ごしの良い「プレミアム」が好きですね。香ばしくて甘みの強い「黒生」は好みが分かれそう。

左:一番搾り  中:一番搾りプレミアム右:一番搾り(黒生)

試飲が終わった後に買ったお土産。柿の種は辛くないけどチーズやナッツの風味がしっかりとしています。酒の肴にびったりの優れもの。

 

帰りみち、花粉症で鼻水は止まらなくなるわ、空きっ腹で飲んだので、必要以上に酔っぱらうわ、トイレはやたら短くなるわ、予想外のグダグダな状態に。トイレに寄った京急川崎駅で、立ち食いそば屋を見つけたので、酔いざましと食事を兼ねて寄ってみる事に。「まぐろ天」というのが京急の立ち食いそば屋らしくて素敵です。

できたて熱々のまぐろ天はまるで上質な鶏のむね肉のよう。挽き肉の入った坦々ともよく合います。

具のインパクトの強さと比較すると、やや地味目な印象のそばとつゆですが、中位の程よい太さとなかなかのゆで加減の良さ。いい意味で癖がないので、どの具材とも親和性が高そうです。

まぐろ坦々天ぷらそば+ミニ豚丼セット 930円。

 

#社会科見学  #立ち食いそば