だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。きたくなるまち区民寄席@北とぴあさくらホール。街めぐりスタンプラリー。

何もせずに、ただゴロゴロしたい。そんなダメ人間モードに陥る。疲れが溜まると思考やコミュニケーションが雑になる悪癖が、また顔を覗かせます。

 

そんな気持ちを、談春師匠の強面の顔を思い出して、何とか力ずくで抑え込み、昼から南北線経由で王子に向かいます。今日は北とぴあのさくらホールで北区の区民寄席を聴きにいきます。

 

中に入ると、去年同様北区の名産品コーナーが。自分は「虎月」さんの「かすていらラスク」を購入。ラスト二本だったので、本当は全部欲しかったのですが、後ろの人達の圧にあっあり負けて、一本だけ買うことになってしまいました。

 

う~ん、小市民(笑)

 

雑味のないすっきりとした甘味で、カステラそのものもかなり美味しいのが想像できます。店舗は板橋駅から歩ける場所にあるようなので、早めに帰れた日に行ってみたくなりました。

「虎月」さんの「かすていらラスク」(本日特価200円)。ラスト2のうちの一つ。

 

去年の若手落語家競演会の優勝者の吉緑さん。文治一門の師弟に挟まれて、少しだけやりにくそうです(笑)

それでも、面白い映像がきちんと想像できる所が素晴らしいです。若手落語家競演会でも感じましたが、噺や言葉の取捨選択や見せ方が、若手の中ではかなり上手い方だなあという印象です。

センスが素晴らしいのか、並々ならぬ努力家なのか。おそらく、その両方なのだろうという気がします。

 

わさび師匠は、おじいさんおばあさんが、パリピになるためにMCに弟子入りする、という新作落語

パーリー・ピーポーの噺で、年齢層高めの客層をきっちり笑わせている所はさすがです。アイデアの面白さも勿論ですが、分かりやすくかつ説明しすぎないように作らないと、年配の方にはなかなか伝わりにくいテーマです。

そこのさじ加減を上手くコントロールして、ドッカンドッカン受けているあたり。病弱キャラで巧みに隠していますが、かなりしたたかで、粘り強い噺家だなあと思います。

 

トリは談春師匠。色気たっぷりでしたたかなおかみさんにしか見えなくなるのが、芸の凄さと不思議さ。文蔵師匠もそうなのですが、強面の師匠が熟女を演じると、妙に色っぽくなる事が多いのですが、あれは何故なのでしょうか?

僕みたいな人間から見たら、芸の奥深さとしかいいようがありません。

 

(演目)

・桂空治        「やかん」

柳家吉緑    「夏泥」

桂文治        「お血脈

       ~仲入り~

柳家わさび「MCタッパ」

マギー司郎    奇術

立川談春    「紙入れ」

 

区民寄席が終わった後は、まっすぐ帰らずに、木場に寄って、東京メトロの街めぐりスタンプラリーをする事に。普段ほとんど行かない場所なので、歩いているだけで新鮮で面白いです。

工場や印刷所が多いのは、かつて建築資材を管理する一大拠点だった名残でしょうか?清水建設の工場もありましたし。

 

この日は夕方になってしまいましたが、木場公園や現代美術館もあるので、日中また改めて来てみたいですね。木場公園の大きさにはびっくりさせられましたが、次回はもっと細かい所まで見てみたいです。今日の所はコースのスタンプを全てゲットできたので、良しとします。

デイリースポーツの社屋。木場にあったのを始めて知りました。確かにこの辺、印刷所が結構多かったような気がします。

木場コース達成特典の壁紙です。

 

#落語  #スタンプラリー  #街めぐり