だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。本日のカップヌードル新製品等。池袋・立ち食いそば「名代富士そば池袋」。劇団綿座 岸田國士短編作品二本立て「命を弄ぶ男ふたり/葉桜」@池袋天狼院。

昨日の夕方出た見込みの作業量の数字だけ見ていたら、予想していたよりは忙しくならずに済みそうだ、と思っていました。

しかし、今日仕事をやってみて、事前に中身をきちんと吟味していなかったと反省する事になりました。

 

全体的にかさばるものが多い上に、今日は何故かこちらに仕事が集まってきます。おまけに水曜の疲れも地味に残っていて、いつも以上に身体が重い。それも作業のきつさに拍車を駆けます。

 

困ったことに、そんな余裕のない状況でも「用事が~」、「通院が~」といって、まるで忙しい時を選んでいるかのように週末の午前中で帰るヤツがいます。

本人にも本人の都合や言い分はあるのでしょうが、それが今に始まった訳ではなく、毎度毎度の事。「またかよ~」と思うとイラッとしてきます。

 

休むとこまではいいんですけどねえ~。休むとこまでは......。

 

問題は他の人が休んでも、自分の持ち場だけを死守して、他は我関せず。そいつがいなくなった分の仕事の一部を通常業務に乗せられている身としては、さすがに理不尽さを感じずにはいられません。

 

( ;∀;)

 

イラッとはしますが、これ以上毒づいた所で、ヤツの人間性が改善される事も、目の前の仕事が片づく事もないのが現実。気を取り直して、自分の生産性を上げるトレーニングだと思ってやる事にします。

 

本日のカップヌードルは、新製品のシンガポールラクサ。メニューによってココナツミルクがハマらない事のある自分ですが、これは悪くありません。

トムヤムクンのような、酸味と辛味が強くて癖のあるスープの味が丸くなり、まろやかで食べやすくなります。

カップヌードル シンガポールラクサ

 

昼は、(多分)セブンイレブン限定の辛ラーメンのブラックバケツ。鍋のシメは辛ラーメン派の私ですが、ブラックは始めて。

通常のものと比べて辛さが柔らかめ。豚骨だとは思うのですが、甘みとコクがあります。単品でたべるのなら、こちらの方が好きかもしれません。

辛ラーメン ブラックバケツ

 

想定以上には手こずりましたが、いつもの30分押しで、ほぼ予定した通りには会社を出ることが出来ました。

バスを乗り継いで池袋方面に向かい、普段読書会でお世話になっている、天狼院さんへ。向かう前に少し時間があったので、富士そばで夕食を済ませます。

 

今日立ち寄った東口の池袋店さんは、チェーン店内でも貴重な、乱切りそばを提供するお店。通常の富士そばのそばよりも、生そばに近く、太さもまちまち。

安価でそばの風味や食感が楽しめる一方、そばが延びやすく品質管理が難しいというデメリットも。そのため、導入店が限られているという背景があります。

私は、富士そばチェーンの乱切りそばも含めて、押出し製麺で作ったそばが大好き。こちらのお店のものも例外ではありません。

 

https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/sobattodan/17-00443

乱切りそばについては、こちらの記事の説明が分かりやすいかと思います。

 

 

カレーかつ丼セット 900円+かき揚げ単品 150円

 

食事を済ませた後は、予定通り天狼院さんへ移動。今日は岸田國士の舞台を観ます。

演出兼役者の石綿さんには以前ワークショップでお世話になった事があります。それだけでなく、上演作品の中の「命を弄ぶ男ふたり」は、以前舞台美術ワークショップで模型を作った作品。何かと縁を感じます。

 

https://kahsuke555.hatenablog.com/entry/20221015/1665842400

その時の舞台美術ワークショップのブログ

 

書店という限られた空間の中、随所に工夫が凝らされていて、なかなか楽しめました。

 

「命を弄ぶ男ふたり」は、冒頭から全く予想しない場所から役者さんの一人が登場してびっくり。その後も揉み合うシーンなど、意識的に強めの身体表現を多用しています。それによって、彼らの目の前にある死がより生々しく、それを弄ぶ事がより危険に見えてきます。

自分が舞台美術を作った時には、身体接触は極力なくし、コントで「死んだらどうするんだよ!」とキレる芸人さんのような茶番劇の「弄び」方をイメージしてたのですが、それとはかなり違ったアプローチ。

作り手の戯曲の読み方次第で、作品の趣きがかなり変わっていく。そんな岸田戯曲の面白さを、より深く知ることが出来ました。

 

セリフ回し一つで作品の雰囲気が変わる。それは、その後に上演した「葉桜」の方が大きいのかもしれません。筋そのものは、娘が婚約直前の揺れる母娘のやり取りを描いた、シンプルともいっていい物語。

しかし一つのセリフの言い方を変えると、他のセリフにも微妙に影響し、作品全体のイメージが変わってくる、というチェスのような理詰めで丁寧なアプローチが必要です。

演出家を途方に暮れさせ、同時にやりがいを与えてくれる。楽しいけど、ホントにめんどくさい脚本だなあ(笑)

今回の舞台を見ていて、しみじみと思いました。少なくても制約の多い中で、その「面倒さ」ときちんと向き合っていたと思います。

駄菓子や飲み物をいただきながら鑑賞するスタイル。ボンタンアメが懐かしい。

 

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