だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。Seiko Seed (展示とワークショップ)。謎解きを少し進めて、78回大手町落語会のアーカイブを観る。

午後から、原宿のSeiko Seedさんのワークショップに参加。その前後に企画展も見る。という所までは確定しているのですが、それ以外は流動的な本日のスケジュール。

コスモプラネタリウム渋谷や太田記念美術館に行く、という選択肢も考えたのですが、武蔵境で貰った謎解き冊子が気になっているので、前か後ろのどちらかで謎解きをやる事に。

実は、先日少しだけ手をつけたのですが、最初の問いが解けずに、止まってしまっています。今日ダメだったら諦めるしかないのですが、解けなければ解けないほど、何とかしたいとも思います。

 

そういう訳で、本当は午前中も謎解きに行きたかったのですが、家の事もやらないといけなくなったので、出掛けるのは昼過ぎからに。

そろそろ、ゴールデンウィーク後の事も少し視野にいれておかないといけません。

 

覚悟はしてましたけど、ゴールデンウィークという事もあり、原宿は恐ろしいまでの混雑です。

人混み嫌いの身としては、かなりつらい所。おかげでトイレに入るのさえ一苦労です。目的の場所が駅から近距離で、ホントに良かったです。

 

今回の展覧会は「テンちゃんのひげぜんまい」というテーマで、機械式腕時計のしくみについて体験しながら学べるもの。

 

しんたにともこさんのキャラクターがとても可愛らしいので、一見するとお子さまでも分かり易いように見えます。

確かにざっくりとした部分はそうなのですが、実は展示されているのは、かなり専門的な腕時計の知識。「ひげぜんまい」という単語自体、普通に生きている分には日常ほとんど聞くことはありません。

スマホがあれば、時計もカメラもパソコンの替わりにもなってしまう。だからこそ、今回の展示のような機会に、時を刻むということとは何か、ということを考えるきっかけにしてもいいのかもしれません。

手動式の時計の部品の見取り図

 

展示を見終わった後は、ワークショップへ。しんたにさんのキャラクターを使ってプラ板でアクセサリーを作っていきます。

プラ板の裏側に色を付けていき、終わったら、アクセサリーの型に切り取り、オーブントースターで加熱していくと、小さく縮んでいき出来上がりになります。基本的な作業はシンプルなのですが、凝ろうと思えば結構凝ることができる余地があります。

 

いい年をした大人ですが、お子様に混じって、シンプルに楽しんでしまいました(笑)

 

出来上がった作品

 

総武線の遅れには閉口しましたが、帰りは予定通り武蔵野方面に。懸案だった最初の謎も、何とかクリア。ある程度まで先に進めることが出来ました。順調にいけば、明日の昼前にはクリアできそうです。

 

家に帰った後は、謎解き同様、締め切りが迫っている、先月の22日にやった大手町落語界のアーカイブを観ることに。早めに済まそう済まそうと思ってはいるのですが、いろいろなものがどうしてもギリギリになってしまいます。

「~ねばならない」性質のものではないのですが、時間のマネジメントさえもうちょっと巧くやれば動作のないことなので、時間の使い方については、真剣に対策を建てた方がいいようです。

 

後ろの3人、権太楼師匠、市馬師匠、さん喬師匠は、みなさん先代の小さん師匠のお弟子さん。それぞれ持ち味は違いますが、いずれも本寸法の古典落語でトリネタでもおかしくない一席。配信でも充分過ぎる位見応えがあります。配信だと自分のペースで見れますが、生だと長時間目が離せない状況が続きますから、逆にしんどかったかもしれません(笑)

特にさん喬師匠の「唐茄子屋政談」は通しで口演されるのを聴いたことがほとんどなかったのですけど、こんなに大ネタだということを知りませんでした。前半だけだと、人はいいけど脇が甘い若旦那の人物像が、通しでやるとグッと厚みが出てきますし、成長物語にもなります。いやあ~、奥が深い!

 

この並びで演じる信楽さんと文菊師匠は大変だったと思いますが、しっかりと持ち味は出せていたのではないでしょうか。信楽さんの(いい意味で)馬鹿馬鹿しい新作落語をきっちりいじってあげつつ、次への流れを作っていく文菊師匠は、本当に優しくて巧いなあと思います(笑)

 

(演目)

・柳亭市遼    「狸の鯉」(開口一番)

・柳亭信楽    「出生の秘密」

古今亭文菊「あくび指南」

柳家権太楼「幾代餅」

            ~仲入り~

柳亭市馬    「竹の水仙

柳家さん喬「唐茄子屋政談」