だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。本日のカップヌードル&ご飯のお供。紀伊国屋寄席5月(695回)。深夜に謎解きクリア。

それなりに楽しかったゴールデンウィークも終了。

 

こちらの落ちきったテンションをまるで見透かしているかのように、朝から雨で肌寒い天候。もともとそれほどでもなかった、仕事を頑張るぞという気持ちが、ほぼ根こそぎされていきます(笑)

 

予想はしていましたけど、電車もイラっとするレベルの混雑。自分の場合、行き先も時間帯も、真の東京の、ひどいラッシュの芯からは微妙にずれていますが、真只中にいた方達は本当に大変だったと思います。自分が同じ立場だったら、出勤できる自信は全くありません。

 

それでも、学校の教科書の販売が落ち着いてきた事もあり、今週の前半はそこまで忙しくなさそうなのが救いです。

 

人事異動の季節にはなりましたが、幸い自分も含めて、ほとんどのメンバーが現状維持。いろいろな意味で楽ではあります。ただ、漫然と過ごしていると、ぬるま湯感に浸ったまま、成長できなくなってしまうので、公私ともに気を付ける必要があります。

 

週末、家の食材を調べていたら、ふくやのめんツナかんかんが残っている事に気付いたので、会社に持参してカップヌードルとご飯のお供にする事に。ロカボでヘルシーではありますが、単品だと味がややたんぱく。

なので、シーフードヌードルは文句なく美味しいのですが、ご飯のお供としては、もうひと調味料(たとえば醤油など)の力を借りたい所です。

めんツナかんかん

左/シーフード(Big)×めんツナかんかん  右/めんツナかんかんと白菜の漬け物に味の素を振りかけて、オンザライスしたもの

 

仕事は、そこまでではないのですが、月・火と夜に予定がはいっているので、ダラダラと連休が続いている気分になり、疲れとゴールデンウィーク呆けが、なかなか抜けてくれなさそうです。

この辺は、完全な自分のスケジューリングのミス。ですが、もう過ぎてしまった事の話しでもあるので、今の状況の中で巧くやっていくしかありません。

 

という訳ではないのですが、仕事が早めにけりがついたので、帰宅時間を30分繰り上げ、余裕を持ったスケジュールで、新宿の紀伊国屋ホールへ。

 

来月の紀伊国屋寄席のチケットを買いに行ったのですが、チケットカウンターの案内や対応が、かなり分かりやすく改善されていました。

これならチケットの受け取りの時にもめる事や余計な時間が掛かる事も、格段に少なくなります。

 

自分の独断ではありますが、紀伊国屋さんや丸善さんなどの老舗書店さんの接客は、百貨店のようにフォーマルできちんと洗練されてはいるように感じます。そして、それと同時に、お客さんとの距離が遠くて、やや敷居が高いなあという印象も。

小さいイベントや店内のフェアも増えましたし、お店のレイアウトだけでなく、ソフトの面でも、本気で変わろうとしているのが伝わってきました。

 

来月のチケットを引き取った後は、店内をグルグル見ながら、ゆるゆると今月の紀伊国屋寄席へ。

 

今月は超売れっ子の伯山先生の他にも、バラエティに富んだメンバーが揃っています。個人的には紀伊国屋寄席初登場の頼光先生が伯山さんと同じ位楽しみです。

 

そんな頼光先生は、プロジェクターを使って、無声映画の上映会。以前と違い、寄席の最中に気軽に上映会が出来るようになったのが嬉しいです。

作品は「弥次喜多尊王の巻」。設定が幕末で弥次さん喜多さんが京都に住んでいる、という無茶苦茶な設定。ストーリーもご都合主義な展開が多く、通常の映画でしたらおそらく見るに耐えれなくなるもの。

ですが、そこら辺にはしっかりツッコミを入れつつ、絶妙にフォローを入れていきます。そうすると、ドタバタコメディーとして見れてしまうのが何とも不思議。

お陰で台詞のない無声映画と、それを料理する弁士の面白さが堪能できました。

はる乃さんの演目は、一昨年コロナ下の時に、新宿三町目にある道楽亭さんで聴いたもの。あの時のお客さんが20人弱で、今回は400人。

高座からの距離はかなり遠くなってしまいましたが、成長した姿を見せていただいて、おじさんとしては嬉しい限りです。

やはり、この人は末恐ろしい浪曲師だと改めて思います。

https://kahsuke555.hatenablog.com/entry/2021/07/22/230000?_ga=2.133881870.1249612594.1679659183-1435324629.1499216908

その時のブログ

 

琴調先生は、講談の世界では大御所と呼ばれてもおかしくない方なのですが、それを感じさせない気さくな人柄が魅力的です。それを反映しているのか、親しみやすいのに奥深さもある芸風です。

 

寄席にも関わらず、今回唯一の噺家の龍志師匠。粋で聴いてて気持ちのいい語り口です。

伯山先生は、テレビには出ないけど、高座では素晴らしい芸を見せる。そんな師匠達にスポットライトを当てるのが、本当に上手いなあと思います。

 

そんな伯山先生は、講談の中でも珍しい、救いのないストーリーの怪談噺(笑)

お客を物語の世界に引き込んでいく演出や語り口は、相変わらず素晴らしい。のですが、怪談にも関わらず、怖さの方は今一つ。

あえて、そういう演出にしているというのもありますが、おそらく高座の伯山先生が生命力に溢れすぎているのが、最大の原因なのではないか、という気がします(笑)

 

(演目)

・入船亭辰ぢろ「手紙無筆」(開口一番)

・国本はる乃    「若き日の大浦兼武」

宝井琴調  「幡随員長兵衛  芝居の喧嘩」

立川龍志        「小言幸兵衛」

            ~仲入り~

坂本頼光           活弁

・神田伯山        「お紺殺し」

 

家に帰ったあと、しばらく解けなくて積んでいた謎解きをボケーッと見ていたら、突如答えが閃き、深夜一時間くらい ずっと解くはめになってしまいました。

この謎解きは、骨っぽい上に、見た目以上にボリュームがありました。

 

長年の支えが取れてスッキリした半面、お陰で睡眠不足にも。明日の仕事がちょっと怖いです。

 

*1

 

かなり苦戦しましたが、漸く解けた、タンブルウィードさんの「ECO」。一つ片付いたので、もし来週のゲームマーケットで面白そうな謎解きに出会ったら、心置きなく買うことができます。

 

 

*1:゚□゚;