だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。豪雨の中をさ迷う。熊谷守一美術館再訪。要町・中華「福しん要町店」。

昨日の曰比谷カレッジの帰り、図書館で見つけた公園内のオブジェのマップ。こんな素敵な地図があるのでしたら、講座の時に配ってくれればいいのになあと思います。

そうでないのなら、自分で取って、持ち帰るまでです。意識しながら歩いていると、実はそこら中にパブリックアートってあるんだなあ、という事が分かります。

面白そうなので、浦島さんの「パブリックアート入門」を買って、もう少し掘り下げて勉強してみますかね。

昨晩、天候が持ちこたえたので、甘く見ていたのですが、今日は朝から雨。風も少し出だしています。金曜日とは思えない業量の少なさなので、休んでしまうのも一手だったかもなあ、という考えが一瞬頭をよぎります。

 

ただそうなると、おそらく一日家に引き込もってダラダラと過ごすのが目に見えているので、こちらの方が正解ですか。作業がスムーズにいけば午後休取る、って言ってありますし。

 

朝はパンを片手に、買ったトマトベースのスープを飲み比べてみる事に。クノールさんのトマトのポタージュは、とにかくトマトの酸味と甘みが濃厚です。これでもかという位、トマトの素材を前面に押し出したド直球な一品。

無印良品さんのミネストローネは、あっさりめのスープの中に、キャベツや玉ねぎなどの野菜がたっぷり。噛み締めると、野菜の甘みが口の中を広がります。

同じトマトベースではありますが、スープのコンセプトや味にはかなり大きな差が。技術の進歩もあり、カップスープの世界も確実に美味しく、多様になっています。

左/トマトのポタージュ(クノール)、右/5種野菜のミネストローネ(無印良品

 

仕事の方は、予定以上に順調に進んだので、予定通り午後休を取る事に。楽してお金が貰えるにこしたことはありませんが、あまり仕事が少なすぎるのも。ちょっと、いやかなり、会社の事が心配になってきます。

 

けど、まあ、今日の所は、いいやあ(笑)

 

それよりも、この後どうするかです。いくつか行けたらいいな、という場所をピックアップはしていたのです。ただ、それがことごとく野外か駅から歩く場所。風雨も段々と強くなっていますし、ここは考え所。脳内会議の結果、アトカルツアーでもらった再入場券が6日で切れる、熊谷守一美術館へ向かうことに。

 

池袋経由で、要町から美術館へ行くことにしたのですが、風がかなり強くなってきて、かなりマズイ状況に。けど、ここまで来たら引き返す訳にはいきません。雨でガラガラの美術館を想像しながら、強行突破します。

 

それでも、スムーズにいけばそれほど歩かずに、それほど濡れずに行けたはずだったんです。スムーズにいけば……。

 

( ;゚皿゚)ノシ

 

地図とは別に美術館までの案内板が出ているのですが、これが微妙に分かりずらいのです。案内板の通りに進んだつもりだったのですが、視界が最悪だったので、どこかで見落としたのでしょうか?行けども、行けども見つかりません。

20分ほど豪雨の中をさ迷うも、一向に見つからず。気がついたら、東長崎の案内板が見えます。どうやらどこかを曲がり損ねたようです。

グーグルアース様におすがりして、何とか引き返しつつ、美術館の場所に向かって軌道修正する事に。風がますます強くなったせいで、傘の骨がしなり、折れてしまいます。これは、かなりマズイ!

 

(ーー;)

 

それでもトータルで30分ほど歩いて漸く美術館へ到着。Ikebusの凄さを身をもって再確認しました。カバンの中にたまたまタオルが入っていてくれて、本当に良かったです。

 

外が平日の大雨という事もあり、予想通りお客さんはほとんどいません。私を除いたら一人だけ。お陰でじっくりと観ることはできました。もっとも、ぐったりしきっていたので、半分座りながらですが(苦笑)

 

すごく不思議なのは、一見するとざっくりと描いているように見えるのですけど、実に収まりやバランスがいい事。

ポスターにもなっている「仏前」という絵は、お盆に卵が載っている絵なのですが(それが仏様の前に供えられているから、こういうタイトルなんだと思います)、少しでも卵の位置が変わると、お盆の上からこぼれ落ちそうな気がしてくるんですよねえ。

二次元の絵のはずなのに、まるで重力があるように感じる。何だかとても奇妙に感じます。

美術館の目印兼入り口。これがなかなか見つからんかったんです(泣)

ポスターの絵は「仏前」というタイトル。

 

美術館を出たあとも、一時的には雨や風が治まっていたのですが、大丈夫かなと思っいたら、すぐに強い風雨が襲ってきます。それも、さっきよりも強くなっている!

傘の骨だけでなく、流石に心もバキバキに折られたので、要町の駅前にある「福しん」さんで、休憩も兼ねて昼食を取る事にしました。さすがに、もう、限界です。

 

豚キムチは肉も野菜も厚めで、ガッツリとしていて、削られまくった体力を回復するにはピッタリです。小ぶりですけど、ギョウザも野菜たっぷりで悪くありません。

 

実は「福しん」さんのお店に行くのは、今回が始めて。メニューも含めて、ランチタイムの時の対応が全体的にあっさりめだったので、ちょっと拍子抜けしつつもびっくりしました。

天候の問題もあるのでしょうが、それだけでなく、福しんさんのチェーンそのものが、ランチよりも居酒屋メニューに力を入れてる気が。

昼にも関わらず、ライスや麺の大盛の案内よりも、サワーの写真の方が遥かに大きいのは、どうなのでしょうか?ただ、置かれている状況と気分は、飲まないとやりきれない部分が多々あったので、場に相応しいといえば、相応しいとも。

 

まあ流石に、身の安全に関わるので、ここは堪えて、アルコールは頼みませんでした(笑)

 

明日は、快復してくれる事を、心から願っています。

豚キムチ定食 830円+ギョウザセット 240円