読書会や友人に奨められて、巻数にビビりながらも、おそるおそる「宇宙兄弟」の1巻を手に取ったのが、大体2ヶ月前。そして、漸く追い付いたタイミングで発売されたのが、最新の36巻。嬉しいです。登場人物の過去を掘り下げて、その人物や周囲との関係を深く描いていく手法は、海外ドラマの描きかたにすごく近いなあと思います。一気に読めたのは、そうした理由もあるかもしれません。

- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/08/23
- メディア: コミック
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いろいろな方に奨められて読んだシリーズもので、面白かったといえば、今村翔吾さんの「火喰鳥」。羽州ぼろ鳶組シリーズの最初の巻で、一癖も二癖もある個性的なキャラクターと、火事のシーンの臨場感とで、途中からページをめくる手が止まらなくなりました。そして、エンタメとして面白いだけでなく、緩急のつけ方や説明の入れ方に代表されるように、文章そのものが、かなり上手い!2巻目の「夜哭烏」以降も楽しみです。ゴールデンウィーク前後から、しぶとく読み進めている、銀河英雄伝説も漸く、7巻まで来ました。

- 作者: 今村翔吾
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 文庫
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- 作者: 田中芳樹,星野之宣
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/02/29
- メディア: 文庫
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まあ、ほとんどの方がそうだとは思いますが、特にシリーズものの書籍は、読みたい本が全てが順調に読めている訳ではないです。もしそんな方がいらっしゃて、それが速読以外の方法でしたら、お金を払ってでも、教えてもらいに行きたい(笑)
途中で挫折してしまい、今度こそは最期まで読みきろうと思っていた、「ローマ人の物語」と「デルフィニア戦記」が途中で読書ペースが、ピタリと止まってしまう事に。特に、「ローマ人」はカエサルがルビコン川を渡ろうとしている時に、進軍が……。ここからが面白いのに、我ながらアホです。

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/08/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 茅田砂胡
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 文庫
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以前、秋葉原の書泉さんに行ったときに見つけた、デルフィニア戦記のパネル。すみません、頑張って、早く前線に復活できるように、頑張ります!!