仕事が忙しくなりそうだったので、ある程度の残業は覚悟していたのですが、思いのほかスムーズにいき、予想以上に早く帰れる事に。普段は何かと腹の立つことの多い職場ですが、今回ばかりは珍しく素直に感謝します。
そして、そのお陰という訳ではないのですが、2ヶ月くらいかけて、新潮文庫のローマ人の物語の「ユリウス・カエサル ルビコン以前」を漸く読み終える。ガリア戦役が終わり、カエサルと元老院派との間の対立が抜き差しならなくなり、カエサルがとうとうルビコン川を渡る決意をするまでの、ラスト30ページ位の描写が圧巻。今まで読み進めてきた中では、ポエニ戦争以来の大きなクライマックスともいってもいい場面で、今後の展開がすごく楽しみになってくる。ただ、他にも読みたい本がたくさんあるので、少し後回しかなあ。本もそうですが、 まずは、頭の中を整理しないといけない状況です。

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)
- 作者:塩野 七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/08/30
- メディア: 文庫