今年始めての読書会は、天狼院さんのファナティック読書会。テーマは「好きなキャラクターが登場する本」。私が紹介したのは、先日読んだ十二国記の「東の海神、西の滄海」。お題がお題だった事もあり、全体的にシリーズものが多かった印象。このお題で、プルーストの「失われた時を求めて」が出てきたのには、びっくりしましたし、面白かったですね。今年こそ上橋菜穂子さんを読みたい、って改めて思いましたし。

- 作者:上橋 菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/05/28
- メディア: 文庫
ガリア戦記と悩んだのですが、天狼院さんで、岩波の近松門左衛門の曾根崎心中の入っている文庫を買い、恵比寿に移動。
夕方からは、恵比寿の書坊さんで定期的に行われている、高座バトルというイベントにお邪魔しました。お坊さんの説法と噺家さんの落語とが共演するという、他ではなかなか見られないイベント。こういう切り口のイベントだと、お坊さんの話しもカジュアルな気分で聞けますし、なかなか、面白いイベントだな、と思います。今回は、春風亭昇々さんと細川晋輔さんが登場。面白かったのですが、昇々さんの演目が新作落語だったので、演目名を教えていただけたらありがたかったのですが……。昇々さんは、別の機会にまた改めて聞いてみたいなあ、と思いました。